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平成9年決算特別委員会(第3日目) 本文 開催日:1997-11-17
平成9年決算特別委員会(第3日目) 名簿 開催日:1997-11-17

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  1. 石岡市議会 1997-11-17
    平成9年決算特別委員会(第3日目) 本文 開催日:1997-11-17


    取得元: 石岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-06
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                平成9年11月17日(月曜日)                 午前10時30分開議 ◯委員長(前島守雅君) ただいまから決算特別委員会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  付託案件説明のため出席した者は、お手元に配付いたしました出席者名簿のとおりであります。  これより審査に入ります。  議案第80号・平成8年度石岡市一般会計歳入歳出決算認定について、議案第84号・平成8年度石岡市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第87号・平成8年度石岡都市計画事業石岡駅東土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第88号・平成8年度石岡市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についての計4件を一括して議題といたします。  本案に対する質疑は、お手元に配付いたしました審査区分表に沿ってされますよう、お願いいたします。  なお、委員長より申し上げます。本日、限られた時間において審議いただくわけでございますので、各委員におかれましては、ご協力くださいますようお願い申し上げます。  それでは、これより各議案に対する質疑に入ります。  なお、質疑は、挙手の順にこれを許します。  小池委員。 2 ◯委員(小池 清君) 小池でございます。建設の関係で、とりあえず1点のみお尋ねをいたしたいと思います。  歳出の212ページの高浜駅前地区整備構想調査委託料の471万6,000円について、お尋ねをいたします。これは一般質問等も通じていろいろ問題が出されておるわけですけれども、平成7年に、高浜駅前地区整備構想委託料として609万9,000円、これが支出されまして、残分として471万6,000円、これが繰越明許になって支出されておるわけですが。高浜駅前地区整備構想は平成7年度であったわけですが、明許で8年にずれ込みまして、都市計画センター、これに調査委託ということで委託料で出されておって、トータル1,081万5,000円ということですが、平成8年2月15日に契約がされておるんですが、都市計画係で、事務に関する説明書の中では、これは追加契約をして、216万3,000円を平成8年2月15日に契約しておるんですが、報告書に報告がなされていないということなんですが、これ、記載漏れなのか何なのか、ちょっとその辺について、まず第1点お尋ねをいたします。 3 ◯委員長(前島守雅君) 都市計画課長・内田君。 4 ◯都市計画課長(内田新市君) お答え申し上げます。  ただいま高浜駅前地区整備構想の調査委託ということで、平成7年度の繰越金ということで471万6,000円ということでの繰越金でございます。ただいまお話しありました経過の中で、確かに平成8年2月14日に追加変更契約ということで変更をいたしてございます。で、今回、この事務に関する説明書の中には記載はされてはございませんが、実施時期ですか、この事務に関する説明書の期間が期限内の外の方になってございますので、それらが今回記載されていないというようなことになるかと思います。 5 ◯委員長(前島守雅君) 小池委員。 6 ◯委員(小池 清君) そうなりますと、これはずれ込んだということなんだけども、契約は、2月15日に、年度にされておるんですね。私は何でこの問題でちょっとお伺いしたいかなということは、契約というのはね、いわゆる一般質問等でもすべてそうなんですが、当初、平成7年度の都市計画センターさんとの契約というのは、平成7年で865万2,000円で契約しておるんですね。これは、それに基づいて中間報告。これは石岡の、私、所管しておりますけれども、平成8年の2月29日に中間報告として、平成7年6月27日分の865万で契約されたものの大筋によって、この中間報告書が提示をされておるわけですね。これが大変に一般質問等でも問題になりましたように、この中間報告では、まさしく整備構想の策定調査で調査をしたということだけの報告ですから、中間報告、これがいわゆる平成7年契約に基づいて出されたものというふうに私は理解するんですね。それが、何か今の説明だと、繰越明許になっていたから、何かその辺で契約をしたにもかかわらず……。じゃ、この契約された平成8年の471万6,000円の委託契約の契約書、これはどこに存在しますか。これ、いつなんですか。どうもその辺がちょっとわかりませんので、もう一度具体的に。 7 ◯委員長(前島守雅君) 都市計画課長・内田君。
    8 ◯都市計画課長(内田新市君) お答え申し上げます。  まず最初の、事務に関する説明書でございますが、この事務に関する説明書の作成期日が年度の12月末日というようなことでの作成となっております。そういう中で、今回、この作成書の中には記入されてこなかったということでございます。  次に、471万6,000円という繰越額についての契約というご質問でございますが、この繰越額につきましては、まず最初に、平成7年の6月に865万2,000円で第1回目の契約をしてございます。その後、平成8年2月14日に216万3,000円の追加としまして変更契約をしてございます。その合計ですか、合わせました金額が、先ほど委員さんからもお話しありましたけど、全体契約額としまして、1,081万5,000円という金額になるわけでございます。そういうことから、今回、その471万6,000円につきましては、前回、平成7年度の中で609万9,000円という出来形払い。平成7年度の中で出来形業務内容としましては、地質調査、それからボーリング調査を実施しまして、中間報告としまして、中間調査報告書が出されております。その平成7年度の中ででき上がった分についての支払いということで、検査後に609万9,000円支払っております。その1,081万5,000円に対しまして609万9,000円を支払っておりますので、この金額が471万6,000円ということで繰越額になったということでございます。ですから、契約については、471万6,000円は契約額ではございません。 9 ◯委員長(前島守雅君) 小池委員。 10 ◯委員(小池 清君) 私が聞いたのは、今、経過の話がちょっと課長の方から説明があったようですが、平成8年の2月の15日に契約がなされておるんですね。これ、契約がなされておるんなら、平成8年度の事務の説明書の中で、何でこれ、記載されていなかったんだということを聞いたわけですね。それについては説明ないんですよね。だから、それは、じゃ、契約書があるのかと。もちろん、この契約というのは、一般質問等の説明の中でも、中間報告書でなくて、アンケート。いわゆる中間報告では既にアンケート等が全部とられております。ただ、アンケートと。いわゆるこれですね、このアンケートの冊子。これらを作成するのに、契約書で、追加契約でやったんだということであるんですね。だから、私の聞いているのは、平成7年の追加契約分は平成7年度の予算の中で、いわゆる調査委託全般800何ぼですね、これは平成7年度の事務に関する説明書の中でも出ておりますので、これはわかるんですよ。これが何で出てこなかったという、これはミスなのかということでね。平成7年の2月関係、15日を含めても、六軒・新田山線の設計委託についても15日、それから、16日の朝日航洋さんに都市計画の修正業務委託関係も、これは全部出ているのに、それがボツッと抜けちゃっておる。それでもって、当然、私は、契約に基づいて支払いがされるのが通常だと思います、出来高払いというのはね。  そうなりますと、出来高払いで609万9,000円、平成7年度分支払った出来高払いということのようですが、いわゆる全部トータルして、平成7年度の予算ですべきことを、平成7年、8年にまたがって、いわゆる繰越明許にした分。当然、繰越明許にした分は、平成2年の2月の段階で契約書がそこに存在するんだから、それによって支払いがなされるわけですね、出来高が。これらができた段階で支払いがされるべきでしょう。で、これ、記載漏れにももちろんなっておって、中間にまたがった出来高払いの云々が来ておったんで、私は、何でここに記載が、その辺の明示されておって、じゃ、契約書が本当にあるのかなと今聞いたんですよ、担当に。もちろん、担当課長はその当時課長じゃありませんから、前任者に聞かないとわからない。もちろん、契約書のないことは絶対ないと思います。あると思います。なけりゃ、お金は払えませんから。  そうすると、じゃ、具体的に聞きますけどね、追加発注分というのは──この分という言い方はおかしいんですけれども、平成8年の6月にでき上がってきておるアンケート調査報告書、これと……。これ、細かい計数的にはちょっと、今、繰っておりますとわかりにくいのでやめますけれども、当然、出来高払いの判断の仕方というんですがね、ここまででき上がったということは、じゃ、どういうふうな判断の仕方でなされたのか、出来高払いそのものがね。その辺について、担当者に見解を求めたいと思うんですが。いわゆる平成8年6月にでき上がってきております高浜駅前地区整備構想策定調査報告書、この中の……。先ほどの説明だと、いわゆる中間報告でないということのようですので。中間報告ですと、ここの報告書の中にある、想定しますと、まるっきり同じなのが46ページあたりまでですね。あたりという言い方はおかしいんですが、ここまでの判断をしたのかどうかね。もちろん、それと同時に、しかし、そうするとですね……。まあ、そうするとの話はまた先になりますからやめますが、一応その辺の判断について、まずお伺いします。 11 ◯委員長(前島守雅君) 都市計画課長・内田君。 12 ◯都市計画課長(内田新市君) お答え申し上げます。  ただいまの出来形払いという件でございますが、平成8年の3月29日に検査を実施しております。この出来形の分野でございますが、出来形検査につきましては、内容的に申し上げますと、基本構想の一部、それから印刷・製本、それから地質調査の出来形という、3点を基本にいたしまして、それらの当初の契約額865万2,000円に対しまして、その中で今回の出来形のパーセントで申し上げますと、62.6%の出来高ということで、今回、出来形検査を実施しまして支払ったということでございます。  以上です。 13 ◯委員長(前島守雅君) 小池委員。 14 ◯委員(小池 清君) そうなりますとね、いわゆる当初の800何ぼの中の609万9,000円というのは、これはそろばんをパカパカと入れないとわかりませんけれども、62.6%で支払ったということですが、今、そうしますと、完全に中身について担当の方は理解をしておって、結局支払ったということになるわけですか。 15 ◯委員長(前島守雅君) 都市計画課長・内田君。 16 ◯都市計画課長(内田新市君) お答え申し上げます。  ただいまの検査につきましては、市の検査基準に基づきまして、管財の立ち会いのもとでの検査でございます。  以上です。 17 ◯委員長(前島守雅君) 小池委員。 18 ◯委員(小池 清君) 一応担当の方で、まあ、担当が当時の担当と違っておりますので、紋切り型でそういうようなことで、私はある程度、何と言うんですか、これ以上詰めたくありませんけれども、そうなりますと、また戻ります。なぜ、そうするとね、事務に関する説明書の中で具体的に追加発注分の契約、これは先ほどの説明の……。そうするとね、平成8年度の予算の中で、これは現実に言うと平成9年度の事務に関する説明書で触れられませんね。現実に、先ほどのですと平成8年の2月14日ですか、私、日にちが狂っておったようですが。しかし、私が狂ったんではなくて、これは一般質問等を含めて全部本会議等で出てきているものを全部メモして、議事録にのっとって、私、今、質問しておりますのでね。まあ、1日ずれたということのようですが、そうなりますと、ここに、都市計画課の方ででも、結局、契約したのに、契約してあるのに、なぜこの記載をしなかったのか、その辺についてもう一度、何か説明がないので、ご説明をお願いしたいと思います。 19 ◯委員長(前島守雅君) 都市計画課長・内田君。 20 ◯都市計画課長(内田新市君) お答えを申し上げます。失礼しました。  ただいまの事務に関する説明の件でございますが、まず期間としましては、平成7年の1月1日から平成8年の12月までという期間内で、この事務に関する説明書は載ってございます。それで、そういう中で、今回の471万6,000円の件につきましては、繰り越しという形で、平成8年度の事務に関する説明書の中には載ってこないということでございます。  以上です。 21 ◯委員長(前島守雅君) 小池委員。 22 ◯委員(小池 清君) 課長ね、私はね、平成8年の事務に関する説明書、もちろん8年度の決算ですので、今、それに基づいて質問しているんですね。ですから、いわゆる繰越明許になって、いわゆるトータル云々でなくて、これは今までのいろんな経過の説明の中で、平成8年の2月の14日ですね。先ほどの説明では14日に、いわゆる800何ぼに対して追加、全体、トータルで1,081万5,000円の駅前地区整備構想の、いわゆる繰越明許になった分を含めて、トータルでそういうふうになっているんです。もちろん、それでやったんですね。しかし、でも、これは年度にまたがっておりますので、いわゆる流用で、当初この予算というのは、平成7年度予算は1,000万ほかなかったわけですよ。850何万かで結局入札をして、基本構想で問題になったのは、これ一冊にまとめ上げるのに、構想の整備調査ということで中間報告がなされた。大体、私ども、その中間報告が、「中間」と名前がついていても、結局それでこれは報告になったんですが、まさしく基本構想図。これで、いわゆるその協議会等をつくって、いろいろ話し合いをその場で進めてということで理解をしておったわけですね。それがいつの間にか、繰越明許の中で区画整理までやって、いわゆるダッシュ番号まで打って、移転費が幾ら幾らまでちゃんと明示してあったものが結局バーンと出てきましたんでね、これは平成7年度と平成8年度またがってくる。いわゆる平成8年の6月にアンケート調査とこの整備構想のまとまったものが出てきたときが、これが半年ずれて、昨年の12月に我々の手元に、議員さんのところに配付になったときにですね、それからの問題でしょう。その問題ですので、今、触れているわけなんですね。そうすると、平成8年の2月の14日ですか、議会説明では15日と言ったんですが、2月の14日で都市計画センターさんの方と契約をしたのに、何で結局ここに追加発注分の金額が、いわゆる事務に関する説明書になかったのかなというようなことで、当初に質問をしたわけですよね。どうなっているんですかということで。  そうすると、それらについては、何かトータルでやったから云々ということなんだけども、しかし、トータルな話でなくて、別々に、追加発注で別に契約しているわけですから。支払いについては、トータルで、出来高でやったから、1,081万5,000円の、62.6%出来高で支払いましたと、平成7年はね。で、平成8年に、今回、212ページにあるように、残分の471万6,000円が支払ったということのようですが、トータルは合いますからそれはいいんですけれども、何で、じゃ、この説明の段階でそういうような肝心なところが、これが契約の段階が抜けたのかということを聞いたわけですよ。だから、最初に言ったでしょう。これはいわゆる事務上のミスなのかということを聞いたんですよ。ミスなのか、それともね、これだけいろいろな皆さん方が関心を持って、まずボタンのかけ違いがないように。大変な問題です。一部、石岡市の総合計画にもあるように、いわゆる市街化区域の未利用地の解消等の問題に一部絡みます。これは高浜台の問題とは違いますけれども、やはりあそこも市街化区域で未利用地部分も相当あります。一本挟んで、やはり調整区域との問題もあるので。もちろん常磐線の本駅の整備問題ですから、大きな問題です。常磐線本線の駅で、周りに、商業区域でもありません、住宅区域なんです。そんな問題も絡んでいながら、これは大きな問題なので、じっくりという言い方はおかしいんですが、幅を広げてやらん限り、物事が進まん。今は関係者住民が白紙撤回の問題にまでなっておるんですね。そういうような大事な問題がここのところでやはり抜けてくるというのは、少しね、担当の方で何かね。私は、逆に言うと、これが抜けたこと、説明の中に抜けてきているというのは、そこに物すごく、手法、やってくる段階で、問題があるというふうに解釈をしたわけですよ。それで、この問題だけについて、今、決算段階なので、計数的にちょっとお伺いということで、1点だけということで、今、質問に立っておるわけなんですね。  だから、これはミスですとか、そういうわけで、まあ、いろいろと私、納得いくように、事務に関する説明書の中で肝心なね。この追加発注そのものも、ですから、高浜駅前地区整備構想については当初予算で1,000万なんですよね。それは繰越明許で、それに上乗せをして結局できてきたものが、果たして、じゃ、これも一般質問でも論議があったように、駅前地区整備構想策定の調査をした報告書なんですね。その解釈なんですが、これも。果たして、そうすると、区画整理まであって、移転補償の問題まで具体的に、総体の、かかるであろう、結局工事費の積算までピタッとしたものが全部セットで出てきちゃっている。これが本当の調査報告書なのか。裏返したら、やっぱりもう、ちょっと手を加えたら実施計画にまでなってしまうんではないか。むしろ計画図。現在の段階で、上の表紙をとって、この後ろ側をつけた段階では、これは計画書ですよ、もう。実施計画にはならんけどもね。構想の段階の代物じゃないということが論議されているんですよ。だから、それがいわゆるこの説明書の中でも、肝心な追加発注分が欠落しておったんで。これはまさしく、事務に関する説明書ですからね。説明書の中に、説明として抜けていたので、お尋ねをしておるんですよ。それはどうなんですかということで。  で、先ほどの、ですから、支払い関係についてはね、契約に基づいての支払い関係はわかりました。残分については全体のトータルで繰越明許にした分。本当を言うと、繰越明許にした分というのは違いますからね。全額繰越明許じゃないでしょう。中間報告まで出してあるんですから、全額繰越明許じゃないでしょう。途中で、あなた方、かかわっているんでしょう。全部投げちゃって、これで調査報告をやってくださいなんて、出来高払いをやるについて中をチェックいるんですよ。中身のチェックまで担当が全部やっているんですね。中身のチェックまでしたということであるとするならば、やはり実施計画に近いものに既にかかわっていたということですよ。担当がかかわっていた。今まではどこまでも、都市計画センターさんの方にいわゆる委託をしてやらせたんで、整備構想の策定をしただけだと言っておるんですが、実態は、そうすると、違ってきているようになる。今までの説明と実態は違っているなというふうに私は解釈をせざるを得ない。  ですので、もう一度改めてお尋ねをしますが、この辺の事務に関する説明の段階で、なぜここに記載をですね……、追加契約ですから。じゃ、この2月15日に契約したということについては、どこで説明をするんですか。平成9年度の事務に関する説明書では書けませんよ。平成9年の1月から12月末についての、結局、問題について、記載をすべきことですから。どういう形のものでも──どういう形という言い方はおかしいんですが、平成8年中に行われたものについては記載すべきなんですね。それが抜けておる。それはどうなのかと、先ほども冒頭に聞いたわけなんです。この辺について、ですから、これは事務上間違いがあって抜けましたということであれば、それでもうしょうがないでしょう。しょうがないという言い方はおかしいんですが、その辺についてはどうなんですか。再度お尋ねをいたします。 23 ◯委員長(前島守雅君) 都市計画課長・内田君。 24 ◯都市計画課長(内田新市君) お答え申し上げます。  ただいまの事務に関する説明書という中で、今回、確かに、この変更内容等も重要な事務の内容と思います。そういうことからいけば、今回、事務の説明書に掲載できなかったということにつきましては、まあ、契約が2月に入っていたということで、追加というようなことから載せられなかったのかなというようなことが推測されるわけでございます。そういう中で、今回の事務に関する説明書に漏れたというようなことで、申しわけございませんでした。 25 ◯委員長(前島守雅君) 小池委員。 26 ◯委員(小池 清君) 今、何か課長、大変苦しい答弁をしておるようですがね。ですから、先ほど言いましたように、六軒・新田山線とか、そんなものは全部、契約した契約日についてね、全部それらがあるのに、ここだけが抜けていたということですから、これは、だから、報告されないままいってしまう可能性──可能性ではなくて、報告されないままになるわけですよね。それは、今の、大変申しわけありませんというのは、確かに今の課長ね、あなたは今年の4月に来たんですから、去年のことについてはというようなことになるかもしれません。しかし、それはね、行政というのは全部継続しているんでしょうね。人で動いているんじゃないですね。ポジションでやはりありますよね。人が動くことによって、ポジションでなされるべきことがなされないということになるとね、これは行政怠慢のそしりを免れないんですよ。今、この問題ばかりではなくて、石岡市の行政というのはどうなっているんだということの、いわゆる直接皆さん方の耳には入らなくても、私どものところには……。  実は昨晩もね、私のところに2人ばかりおいでになって、いろんな話をしている中でね、やっぱり出てまいります。これは不祥事の問題も含めていろいろあるんですが、どうなっているんだというようなことで出てまいります。人間というのは、直接かかわり合わないと、意外と見過ごしてしまう部分があるんですが、やはり我々議員というのは、絶えず市民サイドに立つんではなくて、当たり前のことなんですが、執行者の皆さん方と違って、いつでも複数のいろんな方々の、やはり住民サイドの声を、それからあり方というものは、やはり法律に基づいたり、市の条例がどうなっているか照らし合わせながら、絶えず監視する立場にもあります。住民の要望を伝えなくちゃならん立場でもあります。それを考えると、どうも行政サイドの皆さん方は、今回のこの小さな問題といいましても、これは大きな問題を内包しておるんですよね。  ちょっと先ほども触れましたように、この問題一つが、じゃあね、これは一般質問でプライベートの問題云々出ましたけど、我々議員でもプライベートな時間って余りありません、極端な言い方をすると。ある程度オープンな部分があります。ここでも、これは業者選定委員長、今日ね、助役も出ておりますが、一般質問等でもあるように、業選問題についてどうなんだということがたくさん論議されます。今、いろんなものがやっぱり鬱積して出てきておりますけれども。そうすると、この都市計画センターさんの方に委託したこと自体すら問題があるんではないかという指摘もあったわけですよね。ですから、そうすると、何で、じゃ、追加発注をした、追加発注分に問題あり、我々も指摘もしました。そのものについて、やっぱり事務に関する説明書の中でポツンと結局抜けちゃっておる。追加発注分の金額が明示されないって、こんなばかな話ないということになるんですよ。ですので、これはまあ、欠落してしまいましたんでね。今、課長の方から苦しい答弁がありましたが、それで、まあ、しょうがないという言い方はおかしいんですが、もうそれ以上ありませんから。  決算委員会も、都合よくできておりましてね、これは認定したって認定しなくたって構わないことになっておるんですね、執行したことについてですから。監査委員さんの監査意見書もついておりますからね。しかし、でも、でなくて、決算委員会というのは少なくも、皆さん方、やっぱり税金がどのように使われてきたのか全部チェックする機関です。これは議会として、議員として、やはりこれをきちっとただしていく責任があるんです、責務があるんです。これは我々の、結局、ことです。  ですから、本当にちっぽけな問題ですよね、記載漏れというのはね。しかし、この記載漏れがちっぽけな問題でも、先ほど言いましたように、大きな、高浜駅前地区整備構想という名のもとで今いろいろと進められておりますが、総合計画書に基づいてやりますと、平成10年度もある程度の予算をつけなくちゃならんことになりますね。しかし、今の段階ね、とてもじゃないけど、予算をつけるような状況下にあるかというのは、執行部も大変困っている問題だと思うんです。だから、この問題一つとらえてみても、これは大きな問題になってしまいますよということになるんですね。そういうことなんで。ただ、何か今、課長ね、人ごとみたいな答弁をしたようですけれども、これについてはね、そこで陳謝するなり何らか措置をすべきであるというふうに私は思います。これは担当課長じゃなくて、今日は部長もおりますし、助役もおりますので、この辺の問題について、まずご見解を賜りたいと思います。 27 ◯委員長(前島守雅君) 建設部長・苅部君。 28 ◯建設部長(苅部一太郎君) お答え申し上げます。  事務に関する説明書、この取り扱いの問題ですが、委員ご承知のとおり、事務に関する説明書につきましては、暦年で調整をしまして、1月から12月末、そういう中で、年度的に申し上げますと、2年度の事業がまたがるというような調整の仕方をいたしております。そういう中で、地方自治法上の事務に関する説明書の提出につきましては、3月議会に、予算の提出に合わせて議会に事務に関する説明書を提出しなさいという規定になっております。そういう中で、事務に関する説明書につきましてのスタイル、自治法上の、どういうものを報告するんだという内容的なもののスタイルというものは、決まった報告様式というものはございませんが、そういう中で、一つの……。〔「自治省にちゃんとあるだろう、定めが」と呼ぶ者あり〕この中で、そのスタイルの中で、その委託の部分でとらえますと、工事契約、あるいはそういう部分について、すべてのものを網羅して報告すると、そういう規定はございません。そういう中で、当市の調整をしている段階で申し上げますと、これまでの経過の中でも、主だったものといいますか、そういうものを中心としまして報告をしているところでございまして、報告の内容についての、きちっとした市の統一的なもの、こういうものを事務に関する説明の中で位置づけをしていくということは、私ども、必要であるというふうに感じております。  さらに、今回の、このご指摘のあります追加分を含めた総体的な契約、後から契約した部分について抜けてしまったということは、ご指摘のとおりでございまして、その部分については深くおわびを申し上げたいと存じますが、今後の考え方としまして、私のとらえ方といいますか、私どもとしましては、きちんとしたスタイル、それぞれの所管部の中でどのように統一したものを書式として、例えば総務であればどの部分までをその書式の中で位置づけをしていくか、あるいは、個別の契約でありますれば、委託契約なりいろんな契約がございますが、そういう中でどの程度までを事務に関する説明書の中で調整をして報告するかと。そういうもの、統一的なものを、市全体とした中での決め方、そういうものをして、3月の予算審議の事務に関する説明書として提出するもの、そういうものをきちんと整備をして報告していく必要があるというふうに私どもはとらえておりますが、今回の、この抜けた部分につきましては、深くおわびをしたいというふうに考えております。特に意識的に高浜駅前構想につきまして今回報告をしなかったということではございません。そういう中で、担当として、今回の報告の中に載らなかったということについては、深くおわびを申し上げたいと存じます。  以上です。 29 ◯委員長(前島守雅君) 小池委員。 30 ◯委員(小池 清君) 今、建設部長の説明で、前段の説明については私もある程度理解をしております。が、しかし、繰り返しになりますけども、先ほど質問の中でちょっと触れましたけれども、やはり問題の性格上、やはり問題になった部分ですね。ここが問題ではないんですかと。いわゆる追加発注に問題ありと。これは建設委員会の中でも、やはりここはちょっとおかしいんではないかと。これはまた取り上げて始まりますとね、大変に長くなってしまいますから、この内容については触れませんけれども、今の段階で、まあ、はっきり言って納得しません。納得しませんけれども、今の部長の説明で、しようがないという言い方はおかしいんですが、これはしようがないというふうに私も思います。これは、ですから、了解はしませんけれどもね、今の説明でこれ以上、これは平行線になりますので、やめたいと思います。  それと、これ、総括にならないように、何遍も重複するといけませんので、細部については、これは委員長の方で、もしそれは総括かなというようなことであるとすれば、とめてほしいなと思います。たまたま所管、経済部所管、ここでの問題ではないかなというふうに思いますので、事項別明細書に基づいて、いわゆるこの説明について、どうも触れられないというふうに思いますので、ちょっと触れてみたいと思うんですが、これは平成8年度の決算の審査意見書ですね、これが出されております。私も議員を長いこと──長いことという言い方はおかしいんですが、議員を長くやっておるんですが、極めて異例な形。それで、今度の決算の審査意見書が出ております。まあ、2ページの中ごろに、予算の執行状況の中で、予算は適正に執行されて認めたがあって、物品購入について云々に触れております。それで、一部に予算に基づかない執行が見受けられたので、その適正な執行に努められたいと。この「予算に基づかない執行」。予算にないのに金を使っちゃったというやつですね、下世話に言うとね。ここで使っていいよという金がないのに金を使っちゃったというのが見受けられる。この指摘があるんですね。で、これは2ページのちょうど中ほど、審査の結果として、監査委員さんの報告でございます。その下へ来ると、たくさん計数的に数字的にぼんぼんとあるんですが、今日は監査委員さんの事務局長が、当然総括でないので、おりませんから、先ほど言いましたように、どうかなと思ったんですが、これはまさしく経済部の、今、議会で100条調査委員会で調査をしていると思うんですが、この杭の問題。これは赤杭のことを指しているのか、それとも、黄色い杭の一部、一般的に言う空伝票、空伝で品物に変わって云々、そのやりとり、いろいろありますね。これ、ここのところが私も大変に、一般質問等含めたり、聞いていて、理解できない部分がたくさんあるんですね。どう考えたっておかしいというね。何がどうなっておるのかなというようなことがあるんですが、これは収入役にですね。これ、どれとどれを監査委員から指摘されたのか、収入役がおりますので、ちょっとお伺いしたいと思うんですが。でなければ、この意見書でもって指摘されたことについて、経済部の方でお心当たりがあれば、この具体的に金額ですね。予算に基づかないで使ったのはこれとこれとこれでとね。  多分これは、歳入の方まで今度なりますとね、歳入の問題にちょっと一般質問でも触れられたと思うんですが、これ、歳入も、収入役、大変なんですね。寄附行為の場合、寄附されたというならば、雑入、諸収入というのがあるんですが、これも雑入、諸収入という言い方もありますが、これもある一定の入れ方があります。しかし、今回のいわゆる予算がないのに執行されちゃった分で云々という金の問題というのは、受け入れということになるとね、個人から寄附されたというような形で処理していたということになると、これまたね。例えばの話、業務にかかわった職員の方だとすると、地方公務員が寄附行為ができるのかなというんで。でないとすれば、何か間違いがあって出したということになれば、弁償になるんですね。弁償ということになると、どういうふうなことで歳入として入れるのかなというような問題。これ、どういうふうに、どこでどんなふうに見受けられたというんで、監査委員さんがおりませんので、これは、ですから、今、委員長の方で、これはどうも総括らしいから総括のときにやってくださいよと言うんであれば、私はそれでやめますけれども、まあ、お心当たりのある方、わかっている範囲内で、この指摘されたことについて答弁をもらえれば幸いだと思います。 31 ◯委員長(前島守雅君) 答弁整理のため、暫時休憩いたします。                 午前11時23分休憩           ───────────────────────                 午前11時34分再開 32 ◯委員長(前島守雅君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  収入役・大内君。 33 ◯収入役(大内秀男君) 決算審査意見書の内容につきましては、私の所管外でございますので、答弁は控えさせていただきたいと思います。  以上です。 34 ◯委員長(前島守雅君) 小池委員。 35 ◯委員(小池 清君) 大体、そういうことかなと思ったんですが。そういうことかという言い方は失礼ですけれども。これは私の方で具体的に、予算に基づかない執行が見受けられたので、今日は、多分という言い方をして、今日は所管が出ておるんで答弁をということであったわけですが、当然、少し私も抽象的な質問をしましたので。というのは、ひょっとしたら総括かもしれないかなという言い方をしましたんで、今の収入役の答弁で、具体的にもっと、内容については総括の段階でも……。いずれにしても、今日また後の質問の方もおると思いますので、私は総括の段階で、この問題については、細かい計数的な問題等については触れたいと思います。それと、あと、もちろん議会の方で100条特別委員会がなされておりますので、そこでもある程度調査が進むと思いますので、今の収入役の答弁を、よしとしませんけれども、やむを得ないと思います。結構でございます。 36 ◯委員長(前島守雅君) ほかに質疑はございませんか。  寺内委員。 37 ◯委員(寺内 毅君) 寺内でございます。  まず、一つね、助役にお伺いをしておきたいと思いますが、これは今、事務に関する説明書でちょっと問題になっておったわけですが、これ、前にも私、どういうふうなとり方をするのかと、その日にちをですね。ですから、当該年度でとるのか、暦年でとるのか、期間を。1年間の期間というものを、年度でとるのか、暦年でとるのかと、こういうことで、前、論議したことがあります。それで、地方自治法122条ですね。この中でこういうふうな説明をしております。まあ、条文そのものは読みませんけれども、その中で、注釈ということでね、それぞれのいろいろな事項について、書類の様式は自治省令で定める様式を基準としなければならないとされておるという注釈がついております。で、今、ちょっと確認したんですが、どうも石岡市の場合にはそういう形ではやっておらんと。様式はどういう様式をとっているのと聞いてきましたらば、はっきりしないということでございますので、まず、この辺を、これから質問していくのに、平成7年のものも入っておるし、平成8年のものも入っている。暦の上では平成8年ということになっておりますけど、年度別で言えば平成7年度ということになる。また、平成8年度については、平成9年1月から3月までについてのあれが出ていません。で、結局、こういったことで審査をしていく上にとって、これは一応予算関係で出ていることですから、決算は関係ないよという、そういう考え方もあるいはあるかもしれませんけど、これはきちんとしておいた方が論議を進める上でよろしいのではないかというふうに思いますので、その辺の、ひとつ基本的なご見解を賜りたいというふうに思います。 38 ◯委員長(前島守雅君) 助役・石川君。 39 ◯助役(石川忠通君) この決算審査の基本的な方向だから確認をしておきたいということでの私へのご質問でございますが、基本的に、先ほど建設部長が、石岡市での従来の記載様式といいますか、記載方法等についてはこのように扱っていた、暦年であるとか、それから、様式は各部のそれぞれの裁量であるとかということで扱っていたというふうなご説明があったと思いますが、私といたしましては、それ以上の点については、大変重要なことでございますから、今後検討させていただくということは申し上げるのにやぶさかではないんですが、ただ、それ以上の点、この席でちょっとお答えいたしかねますので、今回はそういうことでお願いしたいと思います。 40 ◯委員長(前島守雅君) 寺内委員。 41 ◯委員(寺内 毅君) お願いしたいということなんでございますけれども、それはなぜかというとね、先ほどの高浜の調査委託料、これ、繰越明許費をつけてやって、それは今年度の実施したことについて、石岡市の事務に関する説明書について言えば、当然、記載はされてこない。当然でございますが、一応ここに注釈として出ているのはね、「前年度及び当該年度における現在高の見込みに関する調書及びその他の予算等の内容を明らかにするため必要な書類」というふうな言い方をしておりますね。ですから、これは予算審査をしていく上でもこういうことは重要だし、決算審査をしていく場合でも重要だと、そう思うわけです。で、ここに載っていないわけですよね、結局、高浜についてのあれは。実際には、具体的には繰越明許費という、それを説明をつけてやっているわけですから、事業内容そのものはわかります。しかしながら、それが具体的にどう執行されたかという数字そのものについてはわからないわけですよね、これは。ただ、これは契約でございますから、金額には変更はないということについては明らかですよね、これは。そこのところはわかります。だから、こっちが一応事前の数字はわかっているんだからいいんだろうという考え方もあるかもしれませんけども、私はそうじゃないと思う。これはどんな場合でも、ちゃんと、きちんとした、予算書の場合には事項別明細書もございますけども、こういったことについても事務に関する具体的な説明がなければおかしいんじゃないかと。これはあえて122条でね、長の説明書の提出ということできちんと規定をしているということの立法趣旨を考えるならば、それに沿ったような対応をするのが、私は、執行部としての当然の態度ではないかと。これも以前にも指摘したことでございます。ところが、こういうことでやっているんですからということで、まあ、ずっと来ていたわけですよ。で、はしなくも今回こういう問題が起きて、やっぱりそのことについてはきちんとやっていった方がいいのかなということで、あえて私は質問をしているわけなんですが、これはやっぱり、予算審査、あるいは決算審査をする上では非常に重要なことではないかと思うんで、今、即答できないから云々、まあ、それはそれでいいでしょう。ですから、本当言えば、検討するということは、改善をしていく方向で検討するという意味なのか、これはこれでいいんだというお考えなのか。それから、今度、来年度の平成9年の事務に関する説明書の中では、じゃ、高浜の問題はどういうふうに説明されるんだと。執行状況についてどういうふうになされるんだと。  で、もう一つこれは関連あるわけですが、委託事業でやった仕事を追加しているわけね。だから、委託事業というのは、こういう内容について委託しましたよということで、事業の内容は特定されるわけです。その先の問題は全く別個のことですから。はっきり言ったらば、財政法上も問題ありと。それは私、一般質問で収入役に質問をいたしましたけれども、そのときも収入役からは確たる答弁がなかった。まあ、いいとも言わないし、悪いとも言わないし、曖昧な答弁しかいただいていない。できるんですかと、そういうこと。改めて入札をして、その資料に基づいて、あれ、積算までしているんですから。そして、そういうことが今日の高浜の駅前の区画整理事業に問題を惹起して、今日までこうやって来ている。  だから、そういう発注の仕方にも問題があるんじゃないかということですね。だから、例えば、決算委員会で、そういう行為はおかしいんじゃないかと仮に指摘したものが、また次年度において同じようなことがなされるとすればね、これは問題だと思うし。私は、ここでこうやって説明書を見ていると、発注している日付がね、例えば、極端な話、土木関係では3月になって発注しているんですよ。で、こっちの明細書を見たら、オール繰越明許ですよ。これはね、例えば景気浮揚策だとかいろんな話で、国から補助金がついた、何がついたから、やらざるを得なくて受けているんだよという理由はわかりますよ。そういうことはわかりますけども、それにしても、今これは指摘しますけども、間際になってバタバタ出ているわけですよ、3月の二十何日なんて。これは普通、常識では考えられない発注の仕方だと思うんですね。こういう行政をね……。だから、今年度だって、これ、わかりませんよ。今、これ、平成9年度について言っても、これからどういうふうになっていくんだかね。工事の執行状況はどうなるか。もう既に11月ですから。恐らくまだ今の状況では相当積み残しがあるんじゃないかと、工事代金等についてはね。ですから、これも、今どういうふうな状況になっているかということについてはわからないわけですよ、我々は。  まあ、とにかく、このことについては、どうなんですか、改善する方向で検討するということなのか、それとも、今のままでいいんだというふうなことで、そういうことでお考えなのか。その辺のことは助役の立場でも、これは協議するんですから。どちらかしかないわけだから。このままでいいか、それとも、改善して、とにかくより親切なそういう説明書をつくるという方向で改善していくんだと。で、別な言い方をすれば、これはこれでいいと思っていますか、じゃ。逆の言い方をすれば。お答え願いたい。 42 ◯委員長(前島守雅君) 助役・石川君。 43 ◯助役(石川忠通君) 寺内委員のご質問の中で、前にも質問をして、いろいろ執行部で検討したようだと。その結果、改善されていないというようなお尋ねでございますので、なぜそういう意味で改善されなかったかというような検討経緯等も聞いた上でないと、私として──私というか助役の立場として、申し上げにくいんですが、ただいま寺内委員がご指摘になっていましたように、必ずしも暦年でやるのが、私自身としては、暦年度でいいのかどうかというような点とか、それから、記載内容についての方法等についてもこういう形でいいのかどうかと。これはあくまで事務に関する説明書として決算用につくる資料という観点で考えた場合には、もっと別なつくり方があるのは当然でございまして。ただ、何度も繰り返すようですが、石岡市の場合にはこういう形でやって、予算の審議のときにも使うというようなこともあったようでございますし、従来の議論内容について不明な部分がございますので、私個人としては、少し前向きに、わかりやすくするようなことは検討させたいと思いますが、それ以上のことは現時点では控えさせていただきます。 44 ◯委員長(前島守雅君) 寺内委員。 45 ◯委員(寺内 毅君) それで、ちなみに、じゃ、お伺いをいたしますが、助役は、まあ、茨城県ではこういう事務に関する説明書はどういう形式をとっておられるのかご存じだろうと思うんで、茨城県の事例についてちょっとご説明をいただければ……。石岡と全く同じなのか、あるいは違うのか、その辺についてお答えをいただければ結構かと思いますが。 46 ◯委員長(前島守雅君) 助役・石川君。 47 ◯助役(石川忠通君) まず、決算の場合の説明書、それにつきましては、事務に関する説明書ということではなくて、主要施策に関する説明書というような形になっておりまして、それで、決算の年度ごとでございまして、実際の事項別の総額の予算書、当初予算額、最終予算額、執行済額、繰越額というような数値がまず来るものがございまして、その内容として、主な事業内容としてどういう事項があって、その内容がどういったものであったかと、その主要な施策の成果に関するものがずらっと出てきたものが、それぞれの事業執行単位ごとに出てまいります。一方、予算関係での事務に関する事項別の説明というのは、自治法で決まっています2)の……、節別まで書いてあるのは何だっけ。予算書と、その予算の……〔「事項別明細書でしょう」と呼ぶ者あり〕事項別明細書。それに対応するものとして、課ごとの予算計上額に対する事業のそれぞれの予算額が入ったものがありまして、それをもとに各事業内容を説明をすると。まあ、内容的には、少し決算のときのあれと違いまして、予算のときの分は、項目内容が大ざっぱになりますので、内容的には少しそれぞれの課長等の説明を聞かないとわかりにくいところはあるかとは思いますが、そういったものとして、予算と決算、別々になっております。  以上でございます。 48 ◯委員長(前島守雅君) 暫時休憩いたします。午後1時15分から会議を開きます。                 午前11時55分休憩           ───────────────────────                 午後 1時15分再開 49 ◯委員長(前島守雅君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  寺内委員。 50 ◯委員(寺内 毅君) 先ほど前段でいろいろ助役にお聞きをいたしました122条の件ですね。この件については、とにもかくにも、助役サイドで真剣にご検討をなさるというような趣旨の発言であったかどうかは定かではございませんけども、まあ、そういうふうに受け取りまして、今後改善が見られるんだろうということをご期待申し上げる次第でございます。まあ、そういう方向でご検討を願いたいということをまずひとつ要望をしておきたいと思います。  それから、収入役にひとつまたお伺いしておくんですが、委託契約の場合、一つの枠組みができまして、それで契約をして、そして事業内容が当然どの範囲ということで明示されて行われたわけですね。それが、今、私が申し上げているのは、高浜地区の駅前の区画整理事業についての質問でございますけども、その中で、繰越明許費をつけて、平成9年の6月に報告書が上梓したというようなことで、皆さんのお手元にはその報告書が配られたということでございます。  で、私がここでちょっとお伺いしたいのは、平成9年2月29日の時点で、建設委員長という肩書、それで私の名前で、高浜駅前についての中間報告を議会の方へお配りをしたという経過がございます。私はもう、それで、なぜそういうことになったかと申しますと、なかなか報告書が出ないということで、中間報告的なものでもいいから早く報告を出して、それで、3月の予算委員会に間に合うようにというようなことで督励をいたしまして、前からそういうことを言っておりましたので、それでようやく2月の29日付で皆さんに配付をして、それで予算審議に間に合わせたという経緯がございます。それで、その結果として、いろいろな、その時点では問題提起という形にはなりませんでしたけども、その後、話の中では、その後何かあったんでしょう。今年になってからですか、平成9年の後半から、小冊子が出たり、いろんなことで、報告書が出たりという中で、いろいろ論議を惹起したと。これは皆さんご案内のとおりでございます。  そこで、そういう経過の中でね、私は一つ疑問に思って、一般質問等の中でもちょっと収入役に、財政法上のことでお聞きをしたわけでございます。そのときの答弁がどうもはっきりよく理解できなかったわけなんですが、つまり、委託事業ですから、これこれこれの件についての調査報告をしてくださいということで委託をした。それで、800数十万円という金額が決まった。それで、契約がなされ、そして調査が行われ、そして中間報告までこぎつけたと。で、そこから先の話は全く別個になってこなきゃならんというふうに私は思うわけですね。と申しますのは、これは継続事業じゃございませんから。まあ、形の上では、内容的なものから言えば、継続事業という要素も……。当然同じ内容について検討するわけですから、当然、そのことについては継続事業ということでございましょうけども、財政法上は継続事業ではない。つまり、そのことについては資料が出された。その資料が出されたことについて、さらに400数十万円を追加をしまして、しかも繰越明許費をつけまして発注をしたという経過。そうしますと、当然、本来ですと、これは地方自治法で規定しておるところの随意契約というのはおのずと金額に限度がございますので、そういう形では随意契約はできない。だとすれば、当然、その資料をもとにして、高浜の事業について精査をするというようなことは全く別の次元の仕事ではないかというふうに私は思うわけで、そういうふうになってまいりますと、果たして400数十万円の随意契約ですね、そういったものが財政法上妥当なのかどうか。裁量権の範囲内に入るものなのかどうか、市長のね、そういうふうなことをしていいという。私は非常にその辺が疑問に思いましたので、前回ですか、一般質問等において──前々回でしたか、ちょっと記憶が定かでございませんけど、質問をしたという経緯がございます。  そういう観点から、この問題について、あえて繰越明許費をつけまして、しかも構想という、基本構想の策定という限度を超えて、いわゆる実施計画に準ずるような、いろいろな工事費とか、そういったものの計算、シミュレーションをやったということですね。このことはやはり問題ではないかと。基本構想それ自体が、あの時点でこういうものができましたよという報告だけでございますから、当然、議会においてもそのことについてはもっと論議がされ、あるいはいろんな角度から提言がなされるというようなことがあってしかるべきなんでありますが、あの場面ですべてシミュレーションをしてしまうということになると、あの事業それ自体が一つの実施計画へ向けて動き出すというような危惧の念を抱かざるを得ない。それが住民の間に非常に大きな波紋を呼びまして、問題を投げかけたわけですね。それが、あれ以来ずっと、熱心に高浜の地区の住民の方々が議会へ傍聴へ来たり、いろんなことで議会等に働きかけやなんかがあったというのは、ご案内のとおりだろうと思うんで、そういう観点から、ただいま私がご質問申し上げている内容について、まあ、収入役としての見解ですね。そういうことが、例えば特定されている範囲を超えてまた別な事業をやるというようなことになった場合に、その場合に入札とかそういった諸般の手続をとるということが必要ないのかどうか、私は大変疑問に思いますので、これは税金の適正な執行というような観点からすれば望ましいことではないというふうに思いますので、その辺の見解をひとつ賜りたいと思います。 51 ◯委員長(前島守雅君) 収入役・大内君。 52 ◯収入役(大内秀男君) お答えを申し上げたいと思います。  高浜駅前地区整備基本構想調査委託料の問題ですが、ご指摘のように、変更契約がなされております。この変更契約は、執行命令期間が決定したものでありますが、出納機関もこれを妥当と認めて、妥当という判断をいたしたわけでございます。  以上でございます。 53 ◯委員長(前島守雅君) 寺内委員。 54 ◯委員(寺内 毅君) その妥当と認めたということについてはね、収入役の判断の、あるいは裁量の範囲内に、財政法上、とどまることなのかどうかね。いわゆる市長が決裁したものについての支払い命令ですか、これが出た場合に、まあ、その形式上、問題がなければ一応出納関係では支出をしていくというような形式的な判断ではないかと。実質的な内容については関与しないんだというような意味なのかどうか。だとすれば、私はちょっとこれ、手元に条文を持っていませんからわかりませんけども、収入役の役割については当然地方自治法で、どういうことをやらなきゃならんかということはちゃんと規定してあるわけですよね。で、これは私の記憶に誤りがなければ、そういうことを厳しくチェックするのも収入役の仕事であると。と申しますのは、収入役は、とにかく一定の要件を満たさない限りにおいては解任されることはないんですね、これはね。そのくらい身分が保障されているということでございます。ですから、そういう意味では、よく三役という言葉がございますけれども、それは俗に三役と言っているだけの話でありまして、チェック・アンド・バランスという民主政治の根幹をなすところの理念から申しますと、当然、全く違った役割を果たすということになってくるんだろうと思うんですね。  で、今、妥当だから支出したと。まあ、そういう答弁にならざるを得ないと思うんですが、そこで、なぜそのことについて……、業務内容が全く違うんだから。構想から一段先へ出たわけですから。実施計画とは言わないまでも、個々のいろいろなケースについてのシミュレーションをやるということになれば、何も随意契約でやらなきゃならんということではないと思うんで、その辺の資料があれば、当然そういう関係、そういったことを業としているところの企業を指名いたしまして、当然、入札をするということが妥当ではないかというふうに私は思うんですが、あえてそういうことをやったということについてね。収入役には見解を求めませんから。これはあえて言えば財政法上の問題でしょうから、まあ、それはお聞きいたしません。  で、それは建設部長にお伺いしますけれども、これも業務命令だということであればね、市長からの業務命令だと言えば、もうやらざるを得ないということなのかもしれませんけれども、この辺はやはりもう少しきちんとしないと、やはり、毎度申し上げておりますけれども、それじゃ、よく土木工事等で、側溝の工事をここまでやったと。次の工事についてはおれのところの継続だからこれはやらせてもらうというようなね。そういう悪しき慣行が建設業界の中にあるようでございます。継続だというようなことでね。だけど、事業自体は同じ事業であっても、会計年度、ないしはそういう事業の経過の中で、一つ事業が終われば、次の事業についてはそれこそ御破算で願いまして初めからやるということになるわけですから。それをあえて継続にしたということについての判断をですね。まあ、単に業務命令で云々というんじゃなくて、これは、公務員といえども、いろいろな法令に従って仕事をするわけですから、そういうことについての判断をですね。まあ、建設部長はそのとき担当ではなかったんだろうと思いますけども、いずれにいたしましても、引き継いでおるわけですから、そのときの判断がどういうものであったかといったものについて、ひとつご見解をお聞かせ願いたいと思います。これは財政法上との関連もあると思うんで、明快なお答えをいただければ結構かなと思います。 55 ◯委員長(前島守雅君) 建設部長・苅部君。 56 ◯建設部長(苅部一太郎君) お答え申し上げます。  ただいま寺内委員の方から、高浜の基本構想づくりに関連しましてのご質問でございますが、この契約につきましては、契約は、平成7年度に本契約といいますか、その契約が結ばれておりまして、これについては、自治法上の契約につきましては、当市で採用した契約の方法としましては、一般的には契約の方法としましては、自治法上に一般競争入札、あるいは随意契約、指名競争入札等、方法があるわけでありますが、この契約につきましては、当市といたしましては指名競争入札の方式をとって契約をしたということで、予算的には1,000万円の予算を当初とっておいたものを平成7年度に契約をしたということで、その後、随意契約をしておりますが、この指名競争入札は、自治法上、うちの財務規則上も問題はございません。そういう中での契約が締結されまして、その後、高浜の基本構想づくりについての手続におきまして、随意契約によって、後からの契約を平成8年の2月に契約を締結したということで、これは、この事業につきましては、最終的には平成8年度への繰り越し事業ということでの手続をとりまして、事業完成は平成8年度に完成をしたという事業でございます。そういう中で、先ほどの小池委員からも質問が出ておりました一連の流れがございますが、そういう中で、随意契約に持っていったということは、この後から発生した案件、この部分におきまして、当初に契約した契約内容にプラスをして高浜の基本構想づくりをすると。そういう一連の構想づくり、そういう中での当初の契約に対する追加分の随意契約ということで、随意契約については、これも地方自治法上に定められた契約手続がございますが、随意契約のできる場合と、これに当てはめますと、本市の財務規則上、あるいは地方自治法上、これらについての契約手続、これらについても、瑕疵がある行為といいますか、そういうものはなかったということで経過をしておるところでございまして、今回の決算におきましても、その支払い関係については、平成7年度で出来高払いで800万何がしの金額を払っておりまして、残りの471万6,000円が今回の決算で、繰越分、これについて支払いをしているということで、財務手続、それらについては、地方自治法上の議会への報告、そういうもの一切を含めまして、手続上の瑕疵のある行為といいますか、そういうものは、私どもの判断としては犯していないというのが現在の時点の考え方でございます。  以上です。 57 ◯委員長(前島守雅君) 寺内委員。 58 ◯委員(寺内 毅君) それで、部長のただいまの見解はね、それは部長側の判断でそういうことをしましたよということなんですね。で、我々はそうは思わない。そこに事情の変更があったということはね、決定的な事情の変更があったと。それは随契でやらざるを得ないような変更があったと。内容的なもので変更せざるを得ないようなことがあったと。それも、あくまでも我々の方の立場からそうしたということであれば別ですけども、あえて、なぜあそこでね、いわゆる事業を実施した場合にどのくらいお金がかかるんだという計算はあの時点で果たして必要なものであったかどうか。基本構想がまだ定まっていないわけですね。今から論議していく段階ですから。そうでしょう。基本構想が出て、基本構想について、議会等で、あるいは我々建設委員会等で、こういう構想でいいのかと。例えば区画整理事業であるとしても、それが、市施工でやるのか、あるいは組合施工でやるのか。あるいは、また別な形のものがあるとすればですよ、都市計画法にのっとって、別な、区画整理事業というような手法ではなくして、いわゆる都市計画で街区を整備していくという方法をとるのか。こういう手法についての論議がこれからされるわけですね。あの構想計画に基づいて我々がこれから論議をしていくということでしょう。で、その後、そういう構想が決まった段階で、具体的にどうするんだということになって、例えば区画整理事業方式を採用するんだと。しかもそれは組合施工でやるんですよというような決定がなされた時点で初めて、いわゆる財政的な面での、いわゆる計画の費用ですね、事業の費用等の積算をしていくと。これが当然、手順としてはやるべき手順ではないかというふうに私は思うんですね。何も慌ててその時点で、ついでだからここで計算までやっちゃいましょうという必要はないわけですよ。これは組合施工でやるにせよ、何でやるにせよね。
     例えば、その基本構想というのは、手法を含めて、具体的にどういうことをやるんだということの、いわゆる選択肢が提言されたというところでいいと思うんですね。そこから先はまた考えなくちゃ。論議をして、それから、その手法がが決まった段階で、それでは組合施工でやりますよというような話が決まった。で、そのときの減歩率をどうするのか、あるいは事業に対するそういう事業費の原資はどうするんだということで計算をしなきゃなりませんよという段階になって、初めてこの事業についての実施計画へ向けての一つの計画策定についてのシミュレーションをしていくということになってくると思うんですね。そういうことを一切まだ論議もしない段階でもうシミュレーションしちゃって、これだけかかる、こういうふうになります、ああいうふうになりますということをやったわけですよ、結局は。これはだれも納得しませんよ。  それから、アンケート調査なんていうのは、そんなもの策定した後からついて、何と言うんですかね、その事業計画を補完するような。要するに、アンケート調査に基づいてそういう計画策定をしたということをカモフラージュするようなアンケート調査をやったわけでしょう。回収率は悪いわ、何は悪いわで。あれが全部すべて出ちゃったわけですよ。それはもう今までの一般質問やなんかで明らかになっていることだから。  だから、かほどさように問題がある事業ですから、我々は今ここで、決算の段階で、もう少し内容的に、じゃ、こういったものをやったことがよかったのか悪かったのか。で、これはやってしまったと。しかし、手法が変わって、こういうことについてシミュレーションをした、そのために費用を400万もかけてやったということに対する行政上の責任ですよ、こういうものが全く必要ないとする。別な角度からやるべき計算を、シミュレーションを、こういうところで勝手にやっちゃったと。もしそういうことであれば、別なものになってくるわけですよ。例えばこれ、組合施工でやりましょうということになれば、また別なことでしょう、これは。組合の方でどういうふうなことをどういう計画を策定するのか、実施計画に向けてどうするのか。具体的なものはこれから出てくるわけでしょう。それが、そういうものが出ないうちに、もう勝手にやっちゃって、今度はまたそれについてね、また予算化して何とかしようじゃないかという話がちらほら聞こえておりますけれども、この8年度の決算についての反省もないのに次の段階に行くというのは、これは、逆に言えば、既成事実を積み上げてやりますよということになるわけでしょう。そうなったら、地元民の理解なんか得られるわけないでしょう、だって。地元民は区画整理事業でやってくれとも言ってないし、関係地権者に言えばそう。ただ、石岡市としては、あそこの場所をどう整備をしていくかということは重大な問題ですよ。だから、そのことについては、恐らくこれから総合計画やいろんなところで論議もされるだろうと思うし、あるいは手法等についてもどうするかということはどんどん出てくると思いますよ。  だから、今回のこの問題について、じゃ、執行部の方で、建設部の方でどういうふうな対応をするのかと。一応これはこれでしっちゃったんだからね。まあ、やってしまった、お金は使ってしまいましたと。これはまあ、一つの資料として、では、こちらへ置いておきましょうと。まあ、後日参考になるようなことがあれば、活用するような場面が出てくれば、そのとき活用しましょうかというようなことになるのか。いや、もう大体こういうことが一つの筋道なんだから、当然こういう方向でこの事業を進めていきますよというふうになるのか。このことを明確しておいてもらわないとね。ただ、今の段階では、区画整理事業でやるのか、それ以外の事業でやるのかというのはまだはっきりしていないわけですから。私は、この問題については、やはりここで簡単にやっちゃって、先ほど繰越明許費でやった結果として、この事務に関する説明書に登載しなかったことについて、内田課長の方から、申しわけありませんというような陳謝の言葉があったけども、これは陳謝の問題じゃなくてね。そんな一課長が謝ったからということじゃないでしょう、これ、現実に。石岡市の総合計画の中の施策としてこれをどう進めるかという問題にかかわってくるわけですから。これは本当にね、結局、石岡の場合に、駅東でもえらい苦い水、これ、これからも当然やるわけですよ、今から。苦い水を飲んでいるわけですよ。じゃ、彦市や八軒向はどうだったんだ、あるいはばらき台についてはどうだったんだと。とりあえずはやって、とりあえず成功したか何かは別にしても、一応区画整理事業は概成を見たわけですから、それなりにね。  だから、我々が一番危惧するのは、また同じ轍を踏むのかなと。このままいったらね、まず入り口のところで、入り口論で物すごく時間かかりますよ、これ。そして、執行部の方では、皆さんのご意見を拝聴した上で手法等については選択しているというようなことを言っているわけですから。私は、その辺から、もう少し、今後の進め方もありましょうけども、これは具体的に、これだけお金を使っちゃったからもったいないからということじゃなくてね、じゃ、この資料は資料としてこちらに置きましょうということを明確にしなければ、今後の高浜駅の区画整理事業というものは私は進まないと思うんで、その辺についてですね。まあ、本当は市長がいれば一番いいんだけど、いないからあれだけども、部長の方の、ひとつ執行部レベルのね。行政レベルで考えた場合に、どういう手法をとること、どういうふうな手順で今後の計画を進めていくことがベターであるか。ベストであるかということは聞きませんから、ベターであればということですね。このことについて、ちょっと見解を示していただければ。これはあくまでも行政レベルでですよ。これは政治的判断は別ですから。これは最終的に決断するのは市長がね、この手法がいいよと決めるのは、皆さんがいろいろな選択肢を出した中で決めるわけでしょうから。まあ、執行部としては、1案、2案、3案くらい出すのか、迷うといけないから2案くらいでやるのか。その辺のことについてのおおよその腹づもりですか、今後の進め方について、ひとつご答弁を願いたいと思います。 59 ◯委員長(前島守雅君) 建設部長・苅部君。 60 ◯建設部長(苅部一太郎君) 高浜の駅前基本構想の冊子はできております。そういう中で、これからの高浜の駅前整備といいますか、高浜の駅前整備計画を含めた高浜のまちづくりといいますか、そういう部分の私どものとらえ方の問題でございますが、委員ご存じのとおり、高浜地区の整備構想といいますか、整備手法、これらについては、石岡市としましてのこれまでの総合計画の中への位置づけ、そういうものは全くございません。なかったと言ってもいいような状況で経過をしておるところはご存じのとおりでございますが、そういう中で、当市といたしましては、長い間の懸案でございます高浜の整備、そういう部分で、この構想づくりをしたいということで、平成7年度の当初予算議会、この中で市長からご説明を申し上げまして、この取り組みを図ったというのがその最初の出だしでございます。そういう中で、この計画づくりが、契約上、2カ年にまたがってしまったということは、財務規則から、今回決算に出ておりますような状況の中で、ただいまご論議になったような状況で経過をしているところでございますが、ただ、その計画づくりの中で発生しましたこれまでの経過、こういうものを含めまして、地元の皆さんといろいろと今、話が進まない状況を迎えていることも事実でございます。そういう中で、でき上がった高浜の駅前整備構想、これらについては、その計画の中で、私ども申し上げておりますように、当然この構想につきましては、市として、地元への説明もまだ一切してございません。そういう中で、この出来上がったものにつきましては、議員さんに、その整備構想の考え方といいますか、そういうものを冊子としてお配りは申し上げておりますが、それらに基づきまして、地元への説明会、こういうものについて、市としての説明というものを、あれを中心としたものは一切行っておりませんで、そういう過程の中で現在までのような経過を迎えてしまったというのが事実でございます。  それで、私どもは、あの整備構想を今後どのように使っていくのかということに振り返りますれば、当然、市としましても、1,000万円からの事業費を投入して、その整備手法を探るといいますか、今後の高浜のまちづくりのために市としての方向づけをしていきたいという中でつくったものでございますから、私どもとしましては、これからの高浜の整備、まちづくりの中では、十分な参考資料として位置づけをしていきたいということでございますし、それを中心に、これから地元の皆さんと話し合いをする場合であっても、あの資料というものは市の中では十分生かしていけるものであると、そういうふうに判断しております。そういう中で、先ほどから委員の方でも話がございましたように、その整備手法の中で、区画整理というような手法でやった場合、そういうものについてのシミュレーション部分等まで入っている部分もあるかもしれませんけれども、整備手法としましては、都市計画事業として進める方法、それから、一つ一つの事業について取り上げて、道路は道路、公園は公園、それから下水道は下水道、それからその他の環境施設は環境施設というように、あそこの整備を進める手法というものは、今の都市計画法上もございますし、その他の法を適用しましても、整備手法はいろいろとございます。そういう中で、全くとして、その整備手法を何を使って整備をするかというものを出しているわけではございませんで、ただし、整備を進めるについては、市としては、区画整理を中心とした場合はあのような形の手法もございますし、都市計画事業で別個な街路事業であるとかその他のものを整備する手法であるとか、いろんな部分からの手法を考えて、よりベターな、駅前を含めた高浜のまちづくり構想というものを当然つくっていくのが、市としての、市長としての執行者の立場であるというふうに私どもは判断をしております。  そういう中で、これから地元の皆さんとは、あの資料というものを離れても結構でございますが、あれを押しつけるのではなく、いろんな提案もしていくと。そういう中で、地元の皆さんとの話をどのように進めるかということで、私どもとしましては、現在、担当者の方で、地元の区長さんであるとか、そのほかの方に相談を持ちかけながら、どのような組織の中で話を進めていったらいいかというようなものに立ち返りまして、これからの高浜のまちづくりに入っていきたいというのが現実の状況でございます。そういう中で、あくまでも区画整理手法で行くというような結論は出しておりません。そういう中で、これまでのぎくしゃくした関係といいますか、そういうものを一日も早く払拭しまして、私どもとしましては、高浜のまちづくりの構想をつくっていきたいというのが本音の話でございますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。  以上です。 61 ◯委員長(前島守雅君) 寺内委員。 62 ◯委員(寺内 毅君) それでね、今、部長の答弁ですと、かなり選択肢が広がったような感じを受けます。しかしながら、高浜の駅周辺の整備ということについては、単に駅前の整備ということだけじゃなくて、周辺の整備をも含めた構想をつくってくれという、そういう世論もあるわけですよ。それから、今、高浜台地のいわゆる組合施工によるところの区画整理事業もやろうとしている。そうすると、またそれとの関連の中で、結局、6バイの都市計画街路が、あそこが紅葉線ですか、それができてくる。そういったことを含めてまいりますと、これから、単に高浜の駅前周辺の整備という考え方から、一歩範囲を広げまして、いわゆる北根本、あるいは中津川、あるいは城南中学校周辺の台地、そういったところまで含めたところの全体的な、やはり整備構想というものが、高浜駅を中心としてそういう構想の検討が、私は、なされるべきではないかと。  ということは、この前の、8年度のこの調査結果のね、こういうたたき台を出したと。たたき台と申しますか、一つの資料を出したということの中で、いろいろな論議がなされたわけです。そして、わかったことは、もう少しね、そういうテリトリーを狭くしたようなことじゃなくて、もっと広範な、全体の高浜駅を中心とするところの周辺の整備計画についての構想の樹立はどうなんだという声が出ているわけですから、これは今までの、この8年度のこういった論議を、あるいは予算の執行を踏まえて、そういった方向の構想を打ち立てるべきではないかというふうに私は思うんですが、これは私は、これまでの、8年度の事業の執行についての反省として執行部側が、今、部長から、いや、区画整理的な手法でやるか、いわゆる都市計画の街路事業の整備でやるとか、そういったことについてはまだ確定はしていないというお返事があったわけですから、この辺について、そういうことを含めて、今後の高浜の駅を中心としたところの周辺の整備についての基本的な考え方、いわゆる建設部としての内部の考え方として、どういうふうにするのかなと。これからいろいろな担当部局といろいろなヒアリングをしたり、あるいはその検討をしていく中で、間もなく新しい年度の予算編成にも入るわけですから、もしそういうことであれば、今までのこういった論議というものの反省の上に立ってこれをやらなきゃね、こんな決算の審査なんかしたって全く意味のないことですから。  そういう観点からすれば、当然そういうものも、私がただいま申し上げたことを当然、前提としたということを言えば大げさかもしれませんけども、一応その中に含めまして検討すべきではないかというふうに私は思いますので、その辺について、部長の方の見解と、それから、まあ、市長を補佐する立場の助役のね。これはやっぱり当然、ここでの審議の内容等については、市長室にモニターがありませんから、後でテープでも見るのかどうか知りませんけども、ここで一応市長になりかわって出席しているわけですから、助役は。そういう観点から、助役のこの問題についての考え方と、あるいは市長にこの問題についてどのような伝え方をするかといったことについて、ご答弁をいただきたいと思います。 63 ◯委員長(前島守雅君) 建設部長・苅部君。 64 ◯建設部長(苅部一太郎君) お答え申し上げます。  高浜地区の整備に関連しまして、担当所管部部長としてどのような対応を考えているかというような問題ですが、私といたしましては、今後の高浜地区についての取り組みの問題、これらについては、ただいま委員の方からもご提言がございますように、範囲を広げた中での、高浜の、どうあるべきかというような、今後の社会資本の整備というものを中心とした高浜のまちづくり、こういう部分については同じような考え方で取り組みをしていきたいというふうに考えておりますし、たまたま今年度から、石岡市の都市計画のマスタープランの見直しを進めております。これについては当然、市街地の整備基本構想、これらについても見直しを図るわけでありますので、そういう当市の市街地整備基本計画、都市マスタープラン、これを見直しをかけている時期でございますので、そういう中に、しっかりとした高浜の構想というものの考え方、こういうものを位置づけて、今後の対応を図ってまいりたいというふうに考えております。  以上です。 65 ◯委員長(前島守雅君) 助役・石川君。 66 ◯助役(石川忠通君) 寺内委員のご指摘のように、この構想について決算の席でこれ以上いろいろなお話が出ても、これは既に9月議会ないし当初議会等での本会議でも市長述べておりますように、たたき台にしたということでございますから、これを市長にどのように伝えるのかと言われましても、ちょっと返答に困る部分ではございますが、やはり当然、この1,000何がしかの委託料がなければ、ここで皆様方がいろいろ議論しているようなお話も出てこなかったんではないかというふうに、これは、表現というか、反対側からの見方からすればそういうことになると思います。この地元でのご意見、それから建設委員長さんという立場、それから、そのほかにもいろんな議員の方々の、単に駅前周辺だけではないんだというようなご意見も当然視野に入れて、周辺構想というようなことでの、もう少し有機的な検討も当然なされていくことになるというふうに承知しております。そういう意味で、この200何十万で繰越分、実際の支払いが400何がしかというようなことでの、いろいろご不明な点、不明であるというようなご指摘もございましたけれども、トータルで、決して事務的には間違っていなかったというようなことで、ぜひこれから先の議論へつなげさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 67 ◯委員長(前島守雅君) 寺内委員。 68 ◯委員(寺内 毅君) 助役の答弁では納得できない。これは、納得するかしないかは私の勝手ですから。ただ、言えることはね、助役の説明では、たたき台という表現をとっている。で、一方においては、たたき台じゃ承知できないという論議があるわけですよ。だから、白紙撤回してくれという。これは、白紙撤回とかなんかで云々じゃなくて、まさしく1,000万のお金をかけたと。だから、参考図書程度にとどめておいたらどうだということが私の見解なんですよ。そうすると、たたき台だというと、それがまず土台になって、そこから全部始まるわけですよ。だから、それはだめだというわけでしょう。だから、そうじゃなくて、そういうことも配慮する、いろいろな今度の構想を策定していく上では参考図書になるだろうと。そういう考え方もあるかなということもある。それは当然、ほら、区画整理事業というようなこともはっきり言っているわけだから、一方において。だけども、手法はそうではありませんよと、いろいろありますよと。建設部長の説明によれば、いわゆるインフラ整備をやらなきゃならんことだけは間違いないんだから。石岡市の都市計画マスタープランにも当然これから含めて、市街地の整備ということで考えていかなきゃならんということを部長が答弁しているんでしょう。それは食い違っているという意味で言っているんじゃないですよ。  だから、そういうことも含めて、今こういうやりとりがありましたよということを、まあ、助役の立場からちゃんとお伝えしてくださいよという意味で申し上げているんで、今、さっき言ったように、たたき台なんていう話が出ちゃったから、また議論が振り出しに戻ると困るんで。別にほら、たたき台と言おうが何と言おうがというんじゃなくて、言葉は大事ですからね、そういうときに。このままこの構想がたたき台になるんだよと言ったら、これは大変で、沸騰しちゃうから、これはまた。片っ方は白紙撤回にしろとやっているわけですから。まあ、そういう意味合いにおいて、助役は、この問題については素直に今ここで論議している話を伝えていただければ結構ですから。それ以上のことは余り配慮しなくていいですよ。あなたの立場もありましょうからね。本当はそうじゃなくて、市長に対してもっと明確なね、政治的判断を伴った提言をすることによって、初めて助役の職責が果たせるんじゃないかというのが私の見解ですけども、助役がその気はないと言うんだったら、あえてね、これは強制できませんので。これは、まあ、助役のお考えでやることですから。まあ、そういう意味で、もしできればそういうことをやってほしいということをひとつ要望をしておきます。よろしくひとつお願いを申し上げます。ただいま助役の方からお願いされましたので、それは了として、また私の方からも重ねてお願いをするということで、この問題は一応この程度にしておきたいというふうに思います。  それから、次へ参ります。事務に関する中で、土木関係、石岡市のいわゆる工事請負契約についての一覧表が、下水道、あるいは農業集落排水ですか、こういったものについて一応、全部かどうか知りませんけども、暦年で出ておりますから、今年の、平成9年の1月から3月については全く出ておりませんから、わかりません。それで、ちょっとお伺いをいたしたいんですが、全体の工事量で、市長もいわゆる石岡市の地場産業の育成ということで選挙等で公約して一生懸命……。まあ、建設業が地場産業に当たるかどうかということについてはいろいろ論議があるところでございましょうけれども、とにかく地場産業の育成という観点からそういう論議がなされてきたことだけは確かで。で、ひとつお伺いしたいんですが、請負費が1億円を超える企業が──全体ですよ、建設ばかりじゃなくて全部。今日の所管事項の中で含まれているところの事業で、1億円以上請け負っている企業が何社あるのか。また、その会社名をお答えを願いたいと思います。 69 ◯委員長(前島守雅君) 答弁整理のため、暫時休憩いたします。                 午後 2時05分休憩           ───────────────────────                 午後 2時19分再開 70 ◯委員長(前島守雅君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  土木課長・比気君。 71 ◯土木課長(比気茂美君) お答え申し上げます。  1億円を超える業者名でございますが、金額の多い順から発表したいと思います。株式会社木村工務店2億9,169万6,000円、東亜興業株式会社1億9,848万1,000円、篠崎建設株式会社1億8,498万8,000円、千代田建設株式会社1億8,097万1,000円、株式会社長谷川工務店1億3,905万円、小松崎工業株式会社1億3,754万円。以上の6社でございます。〔「経済部もあるでしょう。それでトータル? それ入れたの」と呼ぶ者あり〕ええ、これは全部のあれです。 72 ◯委員長(前島守雅君) 寺内委員。 73 ◯委員(寺内 毅君) それで、続いてお伺いしますけどね、まあ、これは1億以上の企業が6社ということでございます。そのほか、結局、1億から5,000万以上くらいの間にはかなりいろいろな企業が入ってくると思うんですね、何十社だかわかりませんけどね。で、私がお聞きしたいのは、いろいろな事業内容等によっても違うと思うんですね。例えば、土木工事といっても、いわゆる道路改良工事とか、U字溝の敷設がえとか、あるいは下水道の管渠の埋設とか、それぞれいろいろあろうかと思うんですが、この事務に関する説明書の中で見ていると、これはかなり土木技術その他の技術上のことで難しいような工事をしているのかなという部分というのはほとんどないような気がするんですよね。例えば下水道なんかにしたって、あれでしょう、管渠なんかだって250ミリから200ミリくらいのそういったことの開削工事とかそんなものでしょう。シールド工法をやっているとか、そんなことでやっているという部分はほとんどないということですね。で、それやこれをこう見てまいりますとね、本当に工事の難易度というようなことがどうなんだろうかと。今の石岡のいわゆる地場産業と言われる建設業の中で、ここの企業はちょっと無理だよとかなんとかというようなもの、そういったことについてはまさしくランクづけされているのは承知しております。しかし、ランクづけされている内容というものをね、我々、情報提供を受けているわけじゃないからわかりませんけども、じゃ、届け出どおりに実態がそうなっているのかという問題もあるだろうし、いろいろあると思うんですよ。  それで、いつだったかちょっとお聞きした、側聞していることでございますけども、例えば売り上げを評点の中に入れる。売り上げを評点に入れるということはね、前年の実績が結局売り上げの評定になるということは、売り上げ実績が上がっているところはどんどんどんどん評点が高くなって、いつもそういう中での評点に合うような工事という位置づけをして、入札をする、あるいは指名をされるということに相なってくると思うんですね。で、今の、一応石岡の条例ではね、5,000万以上については一般競争入札に付すよというような形をとっているけれども、必ずしも全部がそうなっているわけじゃない。で、どちらかというと、細分化して指名入札にしているというケースも、私はあるんじゃないかというふうに思うんですね。  そういった中でのランクづけ。私は、今日、ランクづけの話というのは対象になっているかわかりませんよ、今日のこの論議の中のね。まあ、たまたま、ほら、委員長がいるからさ、業者選定のね。業者選定の委員長もそれなりの資料に基づいてやっておられるんだろうけれども、私は、評点とかそういうものについてもう少しちゃんとしなきゃいけないんじゃないかと。これは実態に即した、あるいは工事の実態に即したところのランクづけといいますか、そういうことがあって、この程度までは大体許容範囲だよというような業者選定をしていかないと、これは地場産業の育成にもならんし、いろんなうわさの立つもとになってくるわけですよ。まあ、別にね、うわさが立ったからどうかということではないにしても、とにかく今、日本において、建設業がアメリカの4倍もあると。まあ、アメリカの人口はちょうど日本の2倍以上あるわけですから、2.5倍ですから、その中で建設業が成り立っていると。で、雇用問題やいろんなことを考えてまいりますとね、税金の効率的な使途ということからすれば、きっと今こういう論議がなされていると思うんですよ。工区は長くしろと、できる得る限りね。そして、そういう工事については効率的な運営をしろと。経費をうんと少なくしなさいよというような話が出ております。しかし、一方においてはね、これまでいろんなこういった公共事業に対しては、景気浮揚策とかそういった問題を含めて、当然それに頼って雇用の増大を図るとか、いろんな理由で政策的にやられたという側面もあります。  ですから、その辺のことを考えますと、やはりこういったランクづけ等についても何らかのね、わかりやすいランクづけがあってしかるべきではないかと。そういう場合に、別にほら、各担当の部局でどんな仕組みになっているかわかりませんよ。業者選定にかかわった場合に、例えば建設部が、ランクづけの中でこれだけの業者があって、この中でこの範囲の業者はランクづけの中で入りますよというようなことで業者選定委員会の方へ資料を提出するというようなことになっているのか、その辺の仕組みはよくわかりませんけども、その辺がはっきりすれば、こういった問題に対するいろいろな疑念といったものが氷解するんじゃないかというふうに私は思うわけですよ。で、まあ、今日の論議の範疇に入るかどうかわかりません。入らないということで、お答えができないというなら、それはそれで結構でございますけれども、あと、恐らく石岡の市内の業者の中で、この6社を除いてはそれなりの、1億円以下ですから、その範囲内に入っている業者というのは相当いると思うんですが、ひとつ助役の方からその辺についてのお考えを聞くのと、この6社を除いた石岡の請負契約の全体の工事の残りの請負工事費ですか、これがわかればね。これは簡単だろうと思うんで。総工事費がわかれば、そこからこれだけ除けば、残り何ぼかというのは、何十社でそれを分け合っているということがわかるわけですから、その辺についてのお答えがもしできれば、どなたかにやっていただきたいと思います。  以上。 74 ◯委員長(前島守雅君) 助役・石川君。 75 ◯助役(石川忠通君) 業者の指名選定については、ご承知のように、建設工事等請負業者の指名委員会で、委員ご指摘のように、建設業者の格付、いわゆる選定に関する基準でもってA、B、C、Dということで業者の格付をしてありまして、それに基づいて、工事金額、それから工事の種別、難易度等に基づいて選定しているわけでございます。その中で、業者のAからDの格付についてが、それほどの差がないんではないかと。独自の、別途の選定基準のようなものをつくってはどうかというお尋ねだと思うんですけれども、やはり従来からそういった格付によりましてやっておりますから、その範囲で適正な業者を選んでいきたいと。ただ、ご質問の中でありました、格付そのものについての疑問、業者の格付についての疑問というか、お尋ねでございますが、これは、石岡の場合には独自の格付というものはとっておりません。とっていないと言うと言い過ぎですが、指名参加願に、県の建設業の評点に基づきまして、それにプラスすることの10点までの増をしているだけでございますから、ほとんど県の建設業者の格付そのものでございます。したがって、その格付そのものについての実績によって増減するのが不公平だというようなお尋ねでございますが、そのご質問は、県の建設業者の格付では、建設受注の実態での増減というのはそれほど大きなウエートになりませんので、そういったお尋ねのようなことは当たらないかというふうに考えております。  以上です。 76 ◯委員長(前島守雅君) 土木課長・比気君。 77 ◯土木課長(比気茂美君) お答え申し上げます。  先ほどの1億以下の業者でございますが、市内の土木関係の工事を請け負った業者、18社ございます。金額にしまして、7億6,264万2,000円。それから、同じく土木工事の市外の業者でございますが、8社ございます。金額にしまして、合計で5,798万9,000円。合わせまして、8億2,063万1,000円でございます。  以上でございます。 78 ◯委員長(前島守雅君) 寺内委員。 79 ◯委員(寺内 毅君) これ、数字でこれがどうのということではないにしても、一応、片っ方は18社で7億と。片や、6社で、トータルすると恐らく20億くらいになるんですかね……、そうはならんか。10何億ぐらいになるのかな。まあ、計算すればわかることだから。で、まあ、かなりの金額になっているわけですね。これはこれでそれなりの理由があってそういうことになっているわけでしょうから、あえてどうのということはありませんけれども、やはりね、市長が言うところの、地場産業の育成とかなんとかって片や言いながらね、そういうふうな配分比率にしていくということはどうなのかなと。それも、私が言いたいのはね、その工事自体の難易度なんですよ。とてつもなく難しいことを除いては、そんなに今の土木工事で極端に難しいという部分のものはね。例えば、先ほど申し上げましたように、U字溝の敷設がえとか舗装とかね。まあ、最近の新聞だと、今度は下請じゃなくて、上請とかなんとかという話が出ていまして、下がとって上がやるというような。大きい企業が、下が請負をとって上が仕事をするというような話もありますよなんていうことが先日の新聞に出ていましたけどね。  いずれにしても、建設業界は、ご他聞に漏れず、かなり厳しい状況にあり、民間需要というものがほとんどないということになれば、やはり市の公共事業に依存する度合いが多くなってくるわけですね。ですから、これが円滑に適切に公平に行われれば、それなりの雇用やそういったものにメリットが出てくるわけですから。ですから、そういうことをきちんとやっていれば、いろんな問題、いろんなことが巷間ささやかられるというようなことがないわけですよ。その辺の不透明さがやはりいろいろな問題になっておるということだけは事実なんでね。まあ、その辺について、もうこれ以上この問題について論議するつもりはありませんけども、しばらく静観をしてみたいというふうに思いますが、今後やはり注意深く配慮して、工事発注やいろんなもの、そういったものはすべきだというふうに思います。  とにかく土木に関する限りね、あるいは建設部に関係の年度内のいろいろな消化の状況を見ておりますと、繰越明許費が多かったり、いろんな、例えば下水道なんかの場合にも結構そういったものが出ておるようですね。平成8年度では1億7,000も出しておるんで。これ、今、下水道の方へ入っていきたいと思うんですが、314ページに一応出ております。これについての具体的な説明は今やっていただきますけれども、これはどういうものなのか、具体的なデータを示してもらいたいと思います。 80 ◯委員長(前島守雅君) 下水道課長・山口君。 81 ◯下水道課長兼都市下水路整備担当(山口 久君) お答えいたします。  公共下水道の事業費の分で、314ページ、1億7,059万5,000円でございます。その内訳的なものが318ページになっております。318ページの中で、まず国補の分が、単年度分6本分でございます。それから、7年繰越分、これが8本分。〔「金額」と呼ぶ者あり〕はい。済みません。  まず、1億7,059万5,000円のうち、1億4,105万円の8年繰越分でございます。これにつきましては、まず繰越明許費で63万7,000円、これは国補関係の事務費でございます。それから、その下に書いてあります繰越明許費1億4,041万3,000円、これは管渠埋設工事の分の、国補分が1億1,136万3,000円、それから、単独分が2,905万円の分でございます。合わせて1億4,105万円でございます。それに、流域下水道の分2,954万5,000円、これが次ページに書いてありますけれども、それを合わせて1億7,059万5,000円でございます。  以上です。〔「工事の内容を聞いているの。何メーターの管渠の大きさとかあるだろう」と呼ぶ者あり〕管渠埋設工事関係の国補分、1億1,136万3,000円の分ですね。管渠延長につきましては、管渠埋設工事で、国補の分で2,307メートル、それから、単独分で3,089メートルでございます。  以上です。 82 ◯委員長(前島守雅君) 寺内委員。 83 ◯委員(寺内 毅君) ちょっと具体的に聞きます。これ、管渠の大きさは全部同じでないと思うんですが、それぞれ何百ミリかの差があると思うんですが、場所場所によって。で、今、東ノ辻周辺、この周辺は掘り起こしをやっているようでございますけども、今後ですね。これも前にも一般質問等で指摘はしておいたんですが、現在やっている下水道工事と、それから道路の問題を見ていくと、非常に、何と言いますかね、道路は拡幅はされないわ、下水道は入れちゃうわね。そうすると、そういうことをやっちゃうと、当然、後で元へ戻す復旧工事をやるわけですから。それによって、道路そのものが全く今後とも拡幅不可能な状況が現出すると。で、私は、まあ、どんどん下水道を普及することによって快適な生活環境の整備ということでありますから、別にそういうことにすることについて反対をするわけじゃございませんけど、これはやっぱり道路行政やなんかと相まってやらきなゃだめだと思うんですよ。こうやって、もうずっと歩いて見ていると、やっぱり管渠を入れることによって道路がきちんと整備される。しかも、幅員が十分に確保されるというような状況の中で工事が進められているんだったらば別ですけども、そうじゃない。既存のところへどんどん入れていってしまうとね、一般の住民というのは、そこに住んでいる人たちというのは、もう生活雑排水に困らなくなれば、道路が狭かろうが何だろうが一向にそういうことについては頓着しないという。また、拡幅しようということになるといろいろ問題が起きて、なかなか……。実際には、建築基準法やなんかからいったら、とてもじゃないけど、だめだよと、そういう状況の中で行われているわけですよ。ですから、少なくとも、事前にそういう管渠埋設をすることについては、部局内での調整をきちんとやるなり、あるいはそういう道路幅員についての確保ですね、こういったことをやりながら、私は、工事を進めるべきじゃないかというふうに思うわけですね。  ですから、そういったことの調整というのは、部局内では今、行われているんですか。それとも、とにかく管渠を埋設することに忙しいから、下水道課は下水道課の方を、向いた方を向いて仕事をすると。事業認可を受けている年度内に全部やればそれでいいんだというお考えなのか、その辺についての調整ですね、そういったことについて。まあ、これは総括者だから、部長の方から答弁いただきましょうか。どんな進め方をしているのかということについて、お答えを願いたいと思います。 84 ◯委員長(前島守雅君) 建設部長・苅部君。 85 ◯建設部長(苅部一太郎君) 土木工事の発注の仕方の問題になるわけでありますが、この道路への布設の問題では、道路整備工事が競合する場合、それから、公共下水道で申し上げますと、当然、道路の中の状況と申しますと、競合するといいますか、利用している部分では、水道の部分、それから電電公社、そういうものが競合してまいります。そういう中で、これはそのほか県の土浦土木サイド、そういう土木に関連しました工事発注といいますか、それぞれ年度当初にそれぞれの工事の発注事業者というものとの調整、これは東電さんの関係等もございますが、そういう関連の中で、土木発注工事等については競合し、さらに、むだといいますか、手戻り工事にならないようにというような連絡調整、こういうものは当然必要であるというような中で、年度当初に、その連絡調整会議といいますか、そういうものをやるわけではございますけれども、なかなかそういう中で発注の時期がぴったり一致しないというような問題等もございまして、その辺は難しい問題もございますが、私どもの発注の形態で、当然、市内部の問題といたしましては、土木課で担当する排水工事であるとか舗装の工事、道路改良、そういう部分での公共下水道の競合の問題、そういう部分、それから経済部との競合の問題。そういう、土木工事については、横の調整というものが発注時期との関連で十分に調整をしなければ、手戻り工事というようなものの発生、そういう部分で、工事の仕上がりといいますか、そういう部分でも、経費の節約といいますか、そういう部分で節減につながっていかないというような問題もございますし、さらに、当然、住民の皆様方に、工期の関係で長期間にわたるご迷惑をかけてしまうというような問題。そういう中で、私どもとしましては当然、工期というものを、同時発注といいますか、そういうものをできるだけ避けるような形で工事ができれば一番いいわけなんですが、そういう部分での調整をできるだけやっていきたいということで考えているところでございますが、なかなかそういう部分が、工事の実施について、土木予算の執行の時期──これは補助等がついてくる場合がございますが、そういう場合の発注、それから設計等の準備、そういうものすべてを事前に十分調整しませんと、なかなか発注がうまくいかない部分もございます。  そういう中で、私どもとしましては、できるだけ、ただいま委員がご指摘ございますように、横の連絡調整といいますか、そういうものをとりながら工事発注に当たっていきたいというふうに考えているところでございます。そういう中で、一番、住民の皆様、それから商売をやっている皆さん、そういう部分で迷惑になる、それから交通渋滞の問題、そういうものを含めまして、十分な調整が必要であるというふうには認識しております。今後、十分そういう部分で調整をとりながら発注に当たっていきたいというふうに考えております。  以上です。 86 ◯委員長(前島守雅君) 寺内委員。 87 ◯委員(寺内 毅君) それでは、さっき繰越明許費の内容と工事の延長等についてはわかったんですが、理由ね。何で繰越明許費という形で処理したのか。当然、事業ができなかった、年度内に終わらなかったという理由があるわけですから、その理由ね。特に今、国補関係ですか。ですから、まあ、何かそういう国との関係ということが主な理由なのかなというふうには推測しますけども、これの具体的な理由といいますか、明らかにできること、説明のできる部分だけで結構ですから、説明をしてください。 88 ◯委員長(前島守雅君) 下水道課長・山口君。 89 ◯下水道課長兼都市下水路整備担当(山口 久君) お答えさせていただきます。  8年繰越分の1億4,105万円の部分なんですけれども、まず国補の部分については、工事着工に当たり、地元住民に工事概要の説明をしたところ、沿道の商店主より、工事実施における営業活動に支障を来すというような苦情が出されたと。このため、おのおのの店舗の営業状態等を勘案した計画の見直しを行い、立て坑位置の変更、片側通行及び車両進入路を確保することなどで了解を得た。これらの調査にかかる日数等を、不測の日数を要し、補助事業の完了が平成9年6月中旬になることによるためにおくれた、まあ、繰り越しの理由でございます。  さらに、単独分につきましては、工事に着手したところ、管布設予定箇所に、当初協議等において布設が確認できなかった上、水道管が埋設されていることが判明し、水道管理者において調査、移設に、不測の日数約2カ月を要し、この間、工事を中止したことによるため、工事完了が6月下旬になることによる繰り越しをした理由でございます。  以上です。  先ほどの私の答弁で、本数が間違いましたので、訂正させていただきます。国補の分が3本でございます。それから、単独が2本。それと、事務費63万7,000円で、合わせて1億4,105万円でございます。国補分につきましては、355沿いでございます。平成8年度から355沿いの方に取りかかったもので、そういう関係も、どっちかと言えば今まで旧市内の町内が多かったものですから、355に入った方が初めての年度だったんで、管渠埋設工事をするために、その水道管の布設関係は、ある程度は予期できたんですけれども、さらに、後から上水道管の布設が出てきた状況によるおくれも生じていると存じております。  以上です。 90 ◯委員長(前島守雅君) 寺内委員。 91 ◯委員(寺内 毅君) まあ、これはとにかく原因があってこういう結果が生じているわけですけども、どうも、聞いている理由というのは、お粗末だよね。何のことはない、調査不足でしょうよ、全部。水道管が入っているというのはわかっていたと。どうなっているんだと。だとすれば、湖北水道へ行って聞けばわかると思うんですよね、どんな状況になっているかということは。だから、少なくともね、事業年度にこの場所をやるんだという箇所づけは当然するわけですから、その箇所づけをした時点で少なくともわかるんじゃないかと。どういう状況かというデータの収集はどこでもやるでしょうよ、だって。土の中のことはわからないと言ったって、まるっきりわからないわけじゃないでしょう。だって、湖北水道の水道管が入っているというのはおよそわかっていたという話をしているんだからね。それから、355の前だって、商店街があるということも、これはわかっていることだし。こんなものは、来年度あそこの部分を仕事しますよということになれば、事前にね。年度に入ってからそんなところへ行って、ここを今度やりたいんですからどうですかというようなことを打診していくこと自体がおかしいんだよね。と、私は思うんです。手続上は、既にもう前もって事前に調査をして、それで、了解がとれそうな、そういう地域から進めていくと。もう工事は一気呵成にやると。そういうことをやっているから、あれでしょう、今度は、それはそこだけの問題にとどまらないんですよ。それだけ繰り延べれば、この次、新しい事業についてね、それの関連でやったらその先ができないでしょうよ。また先に延びることになるでしょう。6月に終わるからいいやの問題ではなくてね、4月から新しい事業に入れるのが、6月、7月までかかれば、当然その事業には入れないわけね、新しい事業に。例えば、継続事業である場合ですよ、当然またこれ、ずれてくる。また繰越明許費をつける。ずっとここは決算審査の中で見てごらんなさいよ。ほとんど繰越明許費が、いろんな理由があって……。まあ、理由があるから繰越明許費ということになるんでしょうけども、そういう事例が非常に多過ぎる。  だから、そういうことについての部内での反省というのはあるんですか、検討と申しますか。今後はこういうことについてはこういうふうにやりましょうということはない。まあ、成り行きで、出ちゃうものはしょうがないと。お化けが出ないと思ったら出ちゃったよというようなことで、まあ、そのときは出たところ勝負でやればいいというような考えでいるということであれば、予算の執行上は問題あるんじゃないかと。まあ、それに伴ういろんな経費のロスも出てくるだろうと思うんですな。やらなくてもいい残業をやったり、いろんなことが出てくると思うんでね。その辺はどうなんですか、部長。改善はできないんですか。 92 ◯委員長(前島守雅君) 建設部長・苅部君。 93 ◯建設部長(苅部一太郎君) 工事の発注に当たりましては、それぞれの工事について、当然、実施設計に入る前から準備に入りまして、調査設計であるとか、そういう部分で、ああ、今度は自分たちの地域に公共下水道の工事が入るというようなことで、住民の皆様にとっては、調査設計であるとか実施設計、そういう部分で、工事が入ってくるんだなというご理解はしていただいているわけでございますが、そういう中で、実際に、今度は工事の説明会、そういうものを実施いたしますと、なかなか個々の住居への進入の問題──出入りの問題ですね、そういう部分であるとか、工事施工での工事の渋滞の問題。特に、現在は、先ほど課長の方からご説明しましたとおり、小川道、355の問題、この問題では、迂回路といいますか、そういう部分でも迂回路の設定がなかなか難しいし、交通渋滞では、委員ご承知のとおりのような状態の中で、非常に工事のやりづらい場所でございます。そういう中で、当然、当初予期した中での工事発注は考えておりますが、なかなか実際の工事に移りますと、いろんな苦情の問題等が発生しまして、そういう部分で、予期せぬ工期がかかってしまうというのが実態でございまして、そういう部分で、いかに工事を手際よく完成させていくかということで、私どもとしましては当然、工事の現場監督、そういう担当者、それぞれの路線について担当ごとに決めて工事の監督に当たると。請負業者との、どのように進めるかというような調整、そういうものは当然、工事発注に当たりましても、さらに工事の完成するまでそういう部分で頭を悩ませながら工事に当たっているわけであります。  そういう中で、非常にご迷惑をかけるという工事をするわけでございますが、なかなか内部の反省といいますか、そういうものは十分、お互いの担当区をする職員ごとにも十分な打ち合わせをしながら、事業の執行というものを進めているわけなんですが、そういう部分で、当初考えたようなことのみで工事が進めないというところでは、本当に歯がゆい部分もございますけれども、私どもとしましては、どうしても仕事を進めるためには住民の皆様にご理解をいただいて、仕事をできるだけ早く仕上げたいというのが本音でございます。そういうところで、今後とも当然、十分な説明を図りながら、内部の調整も図りまして、仕事については進めてまいりたいというふうに思っております。なかなか事業が進捗度合いが遅いと言えば遅いわけなんですが、そういう部分で、できるだけ繰り越し等のないような工事を執行したいわけなんですが、取り組みとしましては、当然、毎年度の予算獲得を含めまして、積極的な対応を図ってまいりたいというふうに考えております。 94 ◯委員長(前島守雅君) 寺内委員。 95 ◯委員(寺内 毅君) 部長ね、この問題は、発注をする時点がいつになるかで決まるわけですよ。発注の時点が早くなれば、当然、繰越明許というような形にはならんわけ。工期が年度内におさまっていれば、工期は年度内におさまるわけですよね。ですから、いつ発注できるかという事務手続がどうなのかということでしょう。ですから、もちろん調査やなんかを含めて全部入ってくるわけですよ。だから、今年度は、例えば355沿いをやるんだと、メーターにしてこのくらいのことをやるんだということは、もうその前の年に予定しているわけですから。私は、少なくとも箇所づけというのはある程度ね、全体の事業の進捗状況に合わせて決めていくものだと思うんでね、急にそこから方向転換して新しい事業を別なところへ箇所づけしちゃうなんていうことはまず考えられないことでね。特に下水道なんていう、管渠の場合には、つながっているわけですからね。完全な流末まで届かなきゃ、これは管渠の埋設する意味はないわけですから。だから、逆に言えば、どう延ばしていくのかなと。で、確かにね、今、355のところ、この間までやったら、今度また新しい工事が始まったようでございますけども、それはやっぱり、工期を見ていると、まあ、とにかくこれ、これからもうちょっとずれてくると恐らく3月超えてきちゃうと思うんですね。事業の形態から言えば、なかなか予定どおりにいかないだろうと、今の交通状況の中ではね。  そういうことなんで、その辺についての事前調査とか、周辺に対する働きかけとかというものについては、課長、具体的には今、どんなふうにしているんですか。とにかく現地に足を運んで……。だから、何月何日、事前説明会をしますからどこどこへ集まってくださいという話じゃなくて、その前段として、とにかくここを仕事をする場合に、それによって影響を受けるだろうと思われる、例えば商店でも何でもこれはあると思うんですよ。で、集まっていただく前に、個別にそういうところで打診をするというようなことも可能だと思うんですが。そうでなきゃ、毎年、これ、同じことを繰り返しているんじゃないですか。私は、ずっと決算審査している過程の中では、繰越明許費のなかった年というのはないんじゃないかという感じがするんですが、ここのところね。まあ、それは、政府が急に公共事業の前倒しなんて、ぎりぎりになってポーンと出してくるというようなね、国庫補助事業なんかがあったりするから、必ずしも一概にそれがどうだとは言いません。繰越明許費として仕事をして、その予算を執行するということは、もちろんこれは緊急避難ですからね。ただ、緊急避難の一つの行政のあり方が常態化するということの危険性ですよ、私が指摘したいのは。そんなのが当たり前なんだと、もうおくれて当たり前ということになればね、これは話はまた別で、少なくともそういうことが起きないというように、常に執行に当たってはやはりいろいろな条件というものを検討していくということが事務部局の仕事だろうと思うんで、その辺についての配慮をどのようにしているのかね。日ごろですよ。こういうふうなことをやっているんだけど、なおかつ難しいんだという話でも結構ですよ。ご説明をいただければ結構だと思います。 96 ◯委員長(前島守雅君) 下水道課長・山口君。 97 ◯下水道課長兼都市下水路整備担当(山口 久君) お答えいたします。  確かに、ここ数年──数年といいますか、繰越明許ばかりだと思います。私も直接、今年初めて汚水関係の方に着任したものですけれども、確かに、決算資料から見ると、その繰越明許の本当の──本当のといいますか、理由は、まず100%、上水管の移設工事関係で占めているのが現状かと思います。そういう中で、うちの方も事前に、例えば9年度やる部分については8年度に実施設計は組むわけなんですけれども、それに基づいて、例えば今年の分については今年の4月に湖北水道企業団の方と協議して、今年についてはここの区域をやるんで移設工事の方をひとつよろしくお願いしますというような段取りで進めてはくるんですけれども、現に現場に入って、現実において、その管以外の、事前に昨年調べた以外の管がまた出てくる可能性が十二分にあるんです。そういう関係から、その分についてはまた、移設設計ですか、それを組まなくちゃならないのも現状でございます。そういうことから、新年度始まっても、6月ないし7月ごろに現実的には発注しているのが多いかと思います。  それからまた、あとは、工事が始まってから、地元住民との会議等も当然開きます。今年度はここについてこういうことでいつからいつまで何ヘクタール来年に向けて供用開始関係でやりますよという説明も全部するんですけれども、やはり、その中でいろんな……。まあ、整備してくれるのは非常にありがたいというようなことは十二分に皆さんわかってくれるんですけれども、その反面、狭い道の部分については、朝と夕の行き帰りとか、そういう関係でなかなか難しい部分があるんで、どうしても繰り越しの部分ができてきちゃったのが現状でございます。  さらに、今年度につきましてはそういうことがなくなるように、早目早目に、現在のところは──まあ8年度とはまた違った話なんですが──進んでおりますので、どうぞ年度末まで、今年度につきましてはお待ちになっていただきたいと思います。  以上です。 98 ◯委員長(前島守雅君) 寺内委員。 99 ◯委員(寺内 毅君) そういうことを反省した結果が今年度は調子がいいというご答弁なんで、まあ、これは来年の決算のときにまたひとつ、それが実行されたかどうかというのはわかるわけですから、そういうことで、でき得る限り、繰越明許費をつけるというようなことがないようにやってください。  それで、先ほどから湖北水道の話が出ていますが、前の局長がここに座っているんで、所管外だから聞くつもりはありませんけどもね、まあ、一応、用地担当でも何でも、部局の中の参事だからちょっとお聞きしますがね、それほどかように湖北水道との連絡のとり方というのはだめなんですか。それとも、石岡市の方の土木課の方の連絡が悪いのか、その辺のことについてはどうなんですか。別に答えてくれとは言いがたいんですが、その経験から言って、事例について説明ができればね、今そういう話が出ているんで。これもね、まさか湖北水道から関係者を呼んで、説明してくれという話もできませんので、まあ、幸いにそういう局長を体験したということもあるんでね、その辺のことで、体験談で結構ですから、どうですか。ご答弁がいただければ、していただきたいと思うんですが。 100 ◯委員長(前島守雅君) 参事・田谷君。 101 ◯参事用地担当(田谷利夫君) お答えいたします。  十分そういうようなことは私も認識はしておりますが、場所が場所でございますので、そのお答えについては差し控えさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 102 ◯委員長(前島守雅君) 寺内委員。 103 ◯委員(寺内 毅君) 私が聞いているのは、そういう意味で聞いているんじゃないの。あなたは今、参事という立場にいて、そういう体験をしたろうと。したがって、少なくともあなたよりは年が小さい職員ばっかりなんだから、下水道課長に、その場合にはこういうふうにしておやりなさいよというくらいの指導はできると思うんです。そういう意味で聞いているのよ。だから、そういうことをしたことをありますか、じゃ。聞き方が悪かったからあれだけども、そういった問題について相談を受けたときに、そういうアドバイスはいたしましたか。それだけ答えてください。 104 ◯委員長(前島守雅君) 参事・田谷君。 105 ◯参事用地担当(田谷利夫君) お答えいたします。  下水道課長がおりますと同時に、私の脇にも部長の先輩がございます。そういう形では、真ん中に私も座っておりますので、下水道課長からいろいろとご相談されたことについては、やはり先ほど下水道課長からお話がありましたように、下水道課長も平成9年度からという形の中で、私もそういう、下水道とか、あるいは水道とかということで経験をしております。と同時に、そういうようなことを助言しながら、先ほど課長がお答えしたように、来年、平成9年度の事業についてはできる限りそういうようなことのないように努力するというようなお答えがあったように、私も、今後もそういうようなことがご相談されれば助言していきたいというふうに考えております。  以上です。 106 ◯委員長(前島守雅君) 寺内委員。 107 ◯委員(寺内 毅君) 私が聞きたかったのはそういうことでね、別に、そういう意味では、湖北水道と石岡の下水道課の間にあって調整やなんかするのはやりやすいだろうと。そういう意味で言っているんでね、そう余りかたく考えなくていいんですよ。別に決算委員会の質問の仕方やなんかというのは、定型があるわけで、マニュアルがあるわけじゃございませんので、そうあなたが答弁することによって決算審査にまずい結果が出るなんていうことはまず考えられないんでね、今の話の中で言えばね。アドバイスしたとかしないとかという話はどうでもいいことなんですが。
     まあ、そういうことで、一応、9年度について、円滑に行くだろうという答弁をいただいたんで、8年度のそういった反省の上に立って事業が展開されているということを信じましてね、その部分についてはその程度にしておきたいと思います。  それから、次に行きます。だんだん上の方へ戻っていきますけれども、336ページの工事ですね。これは事業ですね、駅前交通広場整備2億761万云々ということであります。それで、これはできちゃって──まだ未完の状態ですね。完全にできているわけじゃなくて、これからの問題なんですが、今現在は完成をしているわけではありませんので、いつごろね。今年は大分移転家屋があったり何かで若干工事が進捗しているようでございますけども、毎年毎年、執行されたりされなかったりというようなことがあるように思うんで、駅前広場のね、一応2億円の工事の分についてはもう終わったわけですけども、先日も市政懇談会で大分トイレの話がいろいろ出ていましてね、いろいろどうだこうだという話が出たり、いろいろありますけれども、これから整備をしていく過程で、どうですかね、もう今年度くらいで大体駅前は全部……。今年度中に駅前の広場の概成を見るということは不可能だと思うんですが、これは見通しとしてはどうなんですか。再来年くらいまでには一応駅前広場の整備というのは終わるんですか。 108 ◯委員長(前島守雅君) 区画整理課長・吉田君。 109 ◯区画整理課長(吉田隆重君) お答え申し上げます。  駅前広場の整備でございますが、駅前につきましては、平成7年度、8年度の2カ年で駅前広場については整備が終わっております。我々といたしましては、残る、この駅前・東ノ辻線を中心に、一日も早く駅東区画整理事業を完成すべく、今現在、努力しておるということでございます。  以上でございます。 110 ◯委員長(前島守雅君) 寺内委員。 111 ◯委員(寺内 毅君) 駅前広場は一応完成したんでしょう。広場について言えばね。ところが、あれに伴う周辺の道路が、今、非常に危険な状態なのね、あそこね。というのは、あそこはS字型になっているでしょう。それで、一高の方へ右折する、あそこに別にセンターラインが引いてあるわけでもないし、右折ラインが確保されているわけでもない。とにかく、飛行機で言えば一種の有視界飛行みたいなものでね、大体向こうから来る車を予測して、その車がどういう走り方をするかということを予測しながら、右折するために待機をするというような状況にあるわけね。それから、中には、今、ダンプカーが出入りが激しいわけですね、あそこの土を取っているんでね。そういうことで、今度はダンプカーが右折するのに待機している。まあ、我々、右折しようと思うときには、そのダンプカーの後について回っているというような形になるわけですが、今度は、ダンプが右折しちゃうと前がポッとあくわけですよ。えらい広い空間になるのね。で、向こうから来る車との関係ですね、非常に危険な状態なんですよね。それはもう日常、体験的に、これは何とかせなというふうには私も感じているんですが、あそこのところ、まあ、でき上がるまでにまだかかるわけですから、その整備について……。恐らくね、ラインを引くとかなんとかというのは若干難しいのかもしれませんよ。それはわかるんですが、何らかの形で対応をしてもらわないと、あそこはちょっと危険じゃないかという感じがするんで、その辺についてひとつお答えを、まあ、一応広場の整備という関連の中でね。これはもう継続しているものですから、ひとつご答弁願いたいと思います。 112 ◯委員長(前島守雅君) 区画整理課長・吉田君。 113 ◯区画整理課長(吉田隆重君) お答えいたします。  今回の駅前交通広場の整備に当たりましては、私ども、茨城県の県警の方と、交差点協議をさせていただきました。そういう中で、県警の指導のもとにやってきたわけでございますが、ただいま委員さんからご指摘がありましたように、私ども、当然、市民の安全ということは第一に考えなくちゃなりませんので、そういったことを十分考慮いたしまして、対応させていただきたいというふうに思っております。  以上でございます。 114 ◯委員長(前島守雅君) 寺内委員。 115 ◯委員(寺内 毅君) あと一つ、この駅東の中で、家屋補償費ね。3,060万6,000何がしかというような数字が出ておりますけれども、これは何戸に対する家屋補償なのか。これはちょっと内容を説明しておいてください。補償した家屋の平米数とか、あるいは評価額とかね、いろいろあると思うんで。まあ、補償ですから、当然評価をしたということで出ているわけでしょうから、具体的に説明をしてください。 116 ◯委員長(前島守雅君) 区画整理課長・吉田君。 117 ◯区画整理課長(吉田隆重君) お答えいたします。  ただいまの家屋補償の関係でございますが、この中では、家屋の移転補償、これが1軒入っております。そして、そのほかに、土地区画整理事業法の中で、要するに営業休止補償というようなこと、101条の規定に基づきましてこういった補償をさせていただいていまして、この該当してくる方が、全体で6名分というようなことで支出をしたということでございます。  以上でございます。 118 ◯委員長(前島守雅君) 寺内委員。 119 ◯委員(寺内 毅君) それでは、196ページなんですが、ここに農村総合整備モデル事業というのがございます。これは事業で、事業費が1億5,800万余が計上をされておるようでございます。で、何をやっているんだということを中を調べてまいりますと、何か、農道の舗装と農業排水路の整備工事と。これで約……、幾つか農道整備があるんで、それで1億5,000というようなことでございますけども、これは、農村総合整備モデル事業というのは、こういうことをやる事業なんですか。ちょっと説明してください。 120 ◯委員長(前島守雅君) 農村整備課長・大野君。 121 ◯農村整備課長(大野静夫君) 答弁申し上げます。  農村整備事業は、農林水産省の補助を受けまして、農村地区の総合的な開発を図るものであります。その中身としましては、生産基盤整備としまして、農道関係であります。そのほか、環境基盤としまして、集落道の整備、あるいは農村公園の整備等がございます。それぞれ補助率が違いまして、最初申し上げました生産基盤につきましては、国が50%の補助、県が10%の補助ということで、60%の国及び県の補助金がございます。次に申し上げました環境基盤整備につきましては、国が50%、県が20%、合わせまして70%の補助であります。で、この事業につきましては、総予算額13億9,100万円をもちまして、平成6年度より、10年計画で実施工事に入っております。その以前の平成4年、5年度におきましては、この計画を進める上での実施設計であるやら基本整備計画であるやらというものを、補助を受けて計画書を作成しました。平成8年度末の事業進捗状況でありますが、こちらにつきましては、平成8年度末で一応事業費の22.8%というようなところになっております。今年度、平成9年度末では、それが37.3%の予定です。また、明年度、平成10年度におきましては、43.9%までの比率で整備が行われる予定であります。  以上です。 122 ◯委員長(前島守雅君) 寺内委員。 123 ◯委員(寺内 毅君) 今の説明では、どこを対象にしているんだかさっぱりわからんのでね。ここで出ているのは、農道を整備するとか、排水路をやるということだけなんですが、場所ね。それから、恐らく、モデル事業の構想を策定したと言っていましたよね。で、こっちは不勉強だから、そんなものあったのかなと、こう思っているんですけども、これはそういった資料等は議会に出ているんですか。わかりませんけど。どうなんですか。 124 ◯委員長(前島守雅君) 農村整備課長・大野君。 125 ◯農村整備課長(大野静夫君) 大変失礼しました。答弁申し上げます。  平成4年、5年度におきまして、それぞれ議会の代表の方、あるいは学識経験者、あるいは区長会の方々、あるいは庁内の各部署から集まっていただきまして、そこで、委員会をつくりまして、住民に対してアンケートを実施しました。そのほか、地区、5会場に分けまして、それぞれの公民館等で説明会を開きました。それをもとにこの事業を進めてきたところであります。 126 ◯委員長(前島守雅君) 寺内委員。 127 ◯委員(寺内 毅君) そのいきさつはわかりましたけど、私が聞いているのは、そういったものについての資料をまとめるでしょう、最後は。構想なら構想として、案として。それで、図書にするでしょうよ。報告書をつくるでしょう。そういったものは議会に提示してあるんですかどうかを聞いているの。 128 ◯委員長(前島守雅君) 農村整備課長・大野君。 129 ◯農村整備課長(大野静夫君) ご答弁申し上げます。  先ほど申しました委員さん等にはその計画書等を配付しております。で、議会に対しては、議員さんに対しては、多分配付していないかと思います。 130 ◯委員長(前島守雅君) 暫時休憩いたします。10分程度といたします。                 午後 3時24分休憩           ───────────────────────                 午後 3時42分再開 131 ◯委員長(前島守雅君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  寺内委員。 132 ◯委員(寺内 毅君) ただいま大野課長の説明でね、平成4年、5年にかけてモデル事業の構想の策定をし、どういうことをするかという方向づけをしたと。2年間も練りに練って出てきたあれでございます。それで、その構想についての図書があるということでございます。で、委員長において、資料として当委員会に提出していただければ、農村総合整備モデル事業なるものがどんなものかということがまた具体的にイメージとしてわいてくるし、主に道路、排水路等の整備が重点であるというようなことからしますと、やはりこれは10何億というお金でございますので。現在、ちょうど3年くらい実行したんですか。で、今、4年目くらいに入って、10年でそのくらいお金を使うということでございますので、大変話としてはおいしい話でございまして、そういうことで、農村関係の道路が整備されれば、建設部でやる仕事は少し減ると。また、予算を別なところへ回せると。まあ、中心街、市街地等に、あるいは都市計画街路といったことの整備にも使えると、財源としてね。そういうこともありますので、ひとつ、できれば委員長の方においてお願いをいたします。そして、その資料を読みながら、また若干質問ができればというようなことも思いますので、よろしくひとつお願いをしたいと思います。  それで、まあ、ここで一応数字的には全部、それぞれ数字が出ております。これについての内容は、この主要施策の後ろの方の36ページの方に出ております。ですから、見れば一目瞭然で、どこをやったというのはすぐわかるんですが、それはそれとして、今後、これ、どんどん箇所づけをしていくということでございましょうから、モデル事業計画として、やはり我々も知っておくことが大切かと思いますので、ひとつ資料を提出していただきたいということでございます。すぐできるでしょうか。できませんか。 133 ◯委員長(前島守雅君) この際、お諮りいたします。委員長として資料の配付要求を執行部にいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 134 ◯委員長(前島守雅君) ご異議なしと認め、資料の配付を要求いたします。  寺内委員。 135 ◯委員(寺内 毅君) で、その資料がどの程度在庫があるかわかりませんけども、あと、それを見てご質問をなされる委員の方もおるかもしれませんから、可及的速やかにという行政用語があるようでございますので、できれば早い方がいいですね。まあ、総括のときに回しても構わないんですが、大分総括が込んでいるようでございますので、そのときに間に合わないと、今度ずっと、2日になるかもわからないし、いろいろ、どういうふうになるかわかりませんので、できれば早く出していただければ結構かなと。非常に話としてはおいしいよね、13億ですからね。そういうことで、まあ、内容については答弁をしていただかなくても結構です。ここに出ているからわかります。  ただ、こういう事業をやっている。で、この結果としてね、一つ申し上げたいのは、これ、幅員が5メーターなんですよね。道路の幅員が5メーター。道路幅員5メーターというのは非常に道路としては危険なんです。で、センターラインが引くことのできる幅員、つまり6メーター、そのくらいの道路幅員を確保することが望ましい。まあ、せめてね、モデル事業でございますから、その道路を整備した結果、事故が多くなったんでは、これ、モデル事業になりませんので。何で5メーターにしたんだか、あの辺も定かでないんで、課長、ちょっとお伺いしますけども、何かあそこ、工事改良してね、あそこは改良区ですか。で、基盤整備した後だから、そこをまた買収して道路にするということ自体が、農林省の考えじゃ、まずいというような考え方があるのかもしれませんけど、それにしてもね、やっぱりその辺は県の農林部あたりと折衝をして、その辺の調整は……。今後のこともあるんで、調整すべきではないかと思うんですが、その辺についてどうですか。具体的に、できるかどうか、お答え願いたいと思います。 136 ◯委員長(前島守雅君) 農村整備課長・大野君。 137 ◯農村整備課長(大野静夫君) お答え申し上げます。  まず最初に、農村総合整備モデル事業の図書の件につきましてですが、こちらは今年度、私どもで、経済部の方でファイリングシステムをやりまして、今現在、倉庫に入っていますので、これを取り出した後、お配りしたいと思います。  で、ただいまのご質問の中で……、その前に、一応、この実施計画の中ではもう既に農道及び集落道の路線が決まっております。また、先ほど申し上げました農村公園、こちらにつきましても3地区がそれぞれ決まっております。  次に、今ご質問のありました幅員5メーターについてですが、この農村総合整備で上限が5メーターということになっておりますので、いたし方ないかなと考えております。 138 ◯委員長(前島守雅君) 寺内委員。 139 ◯委員(寺内 毅君) 整備計画でやる場合には5メーター、あとプラスアルファは別途やればいい。これはね、こうだと思うんですよ。これ、整備計画でやりましたということは、会計検査員が入ったときに、あとこっちの分はどうしたんだと聞かれるのがまずいからそういうふうなことを言ってね、これは、まあ、変な話なんでね。5メーターでよろしいという認識はどこから来たんだか私はわかりませんけどね、農林省の役人がテーブルの上で考えて、5メーターでいいという話をしたんだろうと思う。そういうことで決めたんだろうと思うんでね。やっぱりこれはどんなことがあってもね、やはり6メーター、ないしは若干それよりも広いくらいの幅員を確保したいんだということでやるんだとすれば、会計検査員が入るまでは、用地だけ確保しておいて、そこを整備しなきゃいいんだと思うんだよね、やらなきゃ。その後、整備すればいいんでね、一般財源を持ち出して。そういうことはできると思うんですよ、別に見に来るわけじゃないんだから。ただ、土地がないところに道路をつくるわけにいかないからね。だから、まあ、やっぱり安全性を確保するということからすれば、当然ね。だから、宮部のところのあそこへ行ってごらんなさいよ。路肩、怖くて寄れないよ、本当に。大きい車が来たときに。片っ方は4トン車で何したときには、もう片側ぎりぎりですから。  ですから、そういうこともあるんで、やはり路肩等を十分に安全性に配慮して、幅員を確保するという意味からすれば、当然、舗装や排水路等についてはモデル事業でやるにしても、地元として、それにプラスアルファとして安全地帯を確保するということも必要じゃないかと思いますので、その辺についての部長の見解を賜りたいと思います。 140 ◯委員長(前島守雅君) 経済部長・岩田君。 141 ◯経済部長(岩田 基君) お答え申し上げます。  ただいまうちの方の課長からお答えしたように、採択の基準が、上限が5メートルということでございますので、私どもとしてはそれ以上の幅員の確保ができないというのが現状でございます。  以上です。 142 ◯委員長(前島守雅君) 寺内委員。 143 ◯委員(寺内 毅君) それで聞いているんだろうよ、知恵を出しなさいって。どうやったらできるか。そんな答え、そんなの、答えになってないだろうよ、だって。そうだろう。5メーターですからできませんというのは、だれでも言える答弁なんですよ。だから、路肩の部分をどうやって確保するんだと。安全性に配慮したときに、現実にあそこの宮部のところを見ればわかるでしょうよ、通ってみれば。だから、その場合に、その部分の用地を別途確保するということがだめなのかどうなのかね。これをはっきりさせるべきですよ、だって。それは確かに道路をつくる部分については農林省の補助金でやるには違いないけども。だから、それが、補助対象から言って、これはまずいと、どんなことがあってもまずいと、やらせないというのであればしょうがないけどね、そういう話は聞いたことないんでしょう。 144 ◯委員長(前島守雅君) 経済部長・岩田君。 145 ◯経済部長(岩田 基君) お答え申し上げます。  私自身、まだその辺のことについて聞いたことはございませんが、あくまでも採択基準が上限5メートルということでございますので、それ以上の用地の確保ができないというのが現状でございます。  それと、現在、ご指摘ありました宮部地区については、これは用地買収が伴って整備したということではなく、現時点の道路と、脇にあった排水路、排水路を整備して歩道という形になりましたので、用地取得についてはかかわっておりません。  以上です。 146 ◯委員長(前島守雅君) 寺内委員。 147 ◯委員(寺内 毅君) どうも質問の内容を取り違えているんだよね。私はそういうことまで聞いてないんで、たまたまそういう安全性の確保という上では、用地買収をして、そういう土地を確保しておく。それはあくまでも、モデル事業の範囲内でやるんじゃなくて、別途のことでやれないのかなという質問をしているんで。いや、やれるかどうかについては、だって、部長、わかんないんでしょうよ。聞いたこともないと言っているんだもん。それはあっさり、できませんという言い方はないと思うんだよね。どうなんですか。それだったら少なくともね、じゃ、調査してみますくらいの答弁があってしかるべきだと私は思うんだけど。もう一度ご答弁願います。 148 ◯委員長(前島守雅君) 経済部長・岩田君。 149 ◯経済部長(岩田 基君) お答えを申し上げます。  私自身、先ほどお答えしましたように、国の方との、確かめた幅員でございませんのでという、今、ご指摘がありましたが、これについては農免道路、三村から千代田の方へ行く道路について、これは農免道路の幅員が7メートルというような上限が定めてあります。それで、私ども、現在、三村の中にある田んぼの中にある道路が歩道つきでございますので、そういう歩道つきといいますか、歩道の幅員まで事業の中で取り組みたいというような申し入れをした経過があります。そういう中で、採択の基準が7メートルであるからそれ以上の幅員については採択にならないというような今までの経過がありますので、そういうふうにお答えしたわけでございます。  以上です。 150 ◯委員長(前島守雅君) 寺内委員。 151 ◯委員(寺内 毅君) まあ、県や国は金を出す方ですから、余計なことをやられると大変困るんでね。そこに幅を持たせるとどこまで広がっていくか、これはわからんと。要するにね、地方の自治体というのはそれだけなめられているんですよ。小ばかにされているからそういうふうになるんですよね。それ以上のことをやるというと、金を勝手に使ったり何かするという、そういうね。まあ、中央の役人なんていうのは、そんなふうなことで皆さんを見ているわけでございますので、その辺は心してですね。だから、具体的に聞いたらいい。何でそれができないんだということで、もっと聞けばいいんですよ。で、安全性とかそういうことも全く構わないのかと。道路幅員は5メーター以上はもう相ならんというのであるんならばね、それは、例えばガードレールだって何だってやらなきゃならないでしょう、あれ、実際言えば。あれは水田に落ちますよ、ハンドルを切り損なったら、間違いなく。あそこへガードレールをやってくれという要望はないかもしれんけども、あそこで農作業をしている人はちょっと怖いよね。部長もあそこを通ったことあるからわかると思いますけどもね、モデル地区の道路で、そこから車が落ちて、だれかがけがを負ったとかなんかというようなね、そういうニュースでもない限りはあれかな、上の役人というのは物は考えないのかな。だから、私は、そういったことも含めて、話は幾らでもできるんじゃないかというんで、お答えをしてくださいということで申し上げたんですが、どうも気が進まないようですから、結構です、もう。  それでは、その辺のモデル事業についてはそんなところにしておいて、あと一、二点、少しお話をお伺いをしておきたいと思いますが、198ページかな、商工振興事業ということで、ここの部分は毎年全く変わらなくて、そのままやっております。で、この間、石岡市商工振興協議会の中でいろいろ論議がなされましてね。で、事業の場合に、例えば、何かをつくるとか整備をするということの中では、いろいろ補助金を出しております。恐らく事業費等にも当然上限があるわけでございますから、べらぼうにくれているわけじゃないと。で、問題はですね、ここに今組まれているやつは、いろんなことを含めて、全部で商工振興費というのは、石岡の場合、6,969万9,975円なんですよ。何と申しますかね、これで商業の振興を図ろうという、基本的な姿勢でこういうことだということなんですが、この予算はね、毎年これ、執行しております。それで、若干、負担金・交付金の中で、これ、不用額が62万9,000幾らですか、総額が4,000幾らですから幾らも出ていないわけですが、まあ恐らく、補助金とかそういうことで、これはあくまでも上限があってやっていることですから、事業に対して当然、それまで行かなかったからそれだけの不用額が出たというようなことだろうと思うんですね。  で、お伺いしますけどね、これはやっぱり予算編成の中での、これはバランスの問題ですが、昨年の主要施策の事業の中でね、農村関係というのは物すごくバーッと出ているわけですよ、いろんな金がね。これは、まあ、国の政策だから、あるいは石岡市の考え方だからということで、そういう論議にはなっておるんでしょうけれども、どうですかね、これまでのこの事業の消化状況を見て、今後……。まあ、9年度も全く同じなんですよね。で、10年度に対してどうなのかと。例えば今、先日も部長は同席していたから、どんな論議がなされたかということについては知っていると思うんだけども、例えばアーケードの撤去。アーケードの撤去というのは、壊すというんじゃなくて、まあ、言ってみれば整備するわけですよね。街区の整備だという考え方からすれば、当然、そういったものについて補助を出すというのは当たり前なんでね、当然ね。つくったときも補助金を出した。だから、それを取り除いて街区の整備をするということも一つの事業だと考えるならば、当然、補助金を出してもしかるべきじゃないかと、私はそういうふうに思うわけですね。ですから、今現実に、これだけしかない中でやるわけですから、どの程度執行ができるのかわかりません。で、今までの、例えば平成8年度の執行状況にかんがみて、今後のそういう商工振興というものに対して、どのような施策の充実を図ったらいいかというふうなお考えがあれば、ひとつお聞かせを願いたいと思います。それはここの決算審査の中で、やっぱりこれじゃ足りないとか、これでこうだったとかということに対する一つの考察の上でお話しするわけですから、ひとつお答えを願いたいと思います。 152 ◯委員長(前島守雅君) 経済部長・岩田君。 153 ◯経済部長(岩田 基君) お答え申し上げます。  平成8年度の決算の中での6,900万何がしの数字ということについては、私ども担当といたしまして、この数字で満足するものではございません。商工会議所をはじめ、多くの皆様方からいろいろと陳情等ありまして、そのような形で、平成10年度の予算編成に当たってもそれなりの上乗せをしてもらいたいというような要望がありますので、そういう意味からしても、私どもとしては、財政当局と今後の話の中で、上乗せができるよう努力させていただきたいと思います。 154 ◯委員長(前島守雅君) 寺内委員。 155 ◯委員(寺内 毅君) それで、あと一つだけ確認をしておきたいんですが、そういった中で、例えば今アーケードの問題とかそういうことが出ています。今、もう、中心街をどうしようかということで、いろんな角度から、住宅マスタープランも含め、今度は都市計画マスタープランの策定の中でも、これはどうするかということが当然、今、論議の中心になりつつあります。また、国においてもそういったものに対する施策についての、今、検討がなされ、これから恐らく何兆円という金が出てくるわけですけども、それはあくまでも当該の市が、あるいは自治体が、あるいはその商店街区が、そういうものを受けて一生懸命やりますよという、その計画をつくった、そういうところにしか助成はしませんよというのははっきり言っているんですよ、これ。だから、何もやらないところでは、お金をちょうだいと言っても、くれません。  そういうことで、これまでの決算審査の中でいろいろ論議されている中で、一つ申し上げておきますけれども、部長ね、これ、早急にそういったものの基本計画なり何なりというものを策定していかなきゃならんと思うんでね。今までこういった項目について盛られたことがないんでね。これを全部洗い出してみれば、ここ七、八年変わっていないわけですよ、金額なんか、全然もう。商工振興についての金額は。ということは、ああ、何にも商工振興というものについて考えていないんだなということにもなるわけで、その辺のことについて、将来に向けて改めるというか、恐らく振興策になるような施策は何かということについて、部長なりに具体的にお考えがあれば、ひとつお示しをいただきまして、私の方の質問を終わりたいと思います。 156 ◯委員長(前島守雅君) 経済部長・岩田君。 157 ◯経済部長(岩田 基君) お答え申し上げます。  私の考えというような形でご質問いただきましたけど、私そのものとしての、平成10年度に当たっての内容について、まだ具体的な考えを持っていないのが実情でございます。そうした中で、商業振興協議会の、いろいろと協議の中での、問題等が指摘される、あるいは諮問されると思います。そういうものをいかに我々行政の立場として予算化し、あるいは商店街に商業の振興に図れることができるか、そのような推移を見ながら検討させていただきたいと思います。 158 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 159 ◯委員(戸井田和之君) 戸井田でございます。産業経済部所管と建設部の所管ということで、何点か歳入歳出決算書に基づいて質問をさせていただきたいと思います。ページに沿って質問させていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  まず最初に、歳入の方で、50ページ。これらの中で、ふれあいセンターの使用料1万6,000円というふうに出ておりますが、平成7年度の決算書を見ますと、平成7年度ですと36万5,600円というような使用料が入っておったわけなんですが、平成8年度においては1万6,000円と。こういうふうに使用料が少なくなった理由をお聞かせ願いたいと思います。 160 ◯委員長(前島守雅君) 農政課長・大和田君。 161 ◯農政課長(大和田澄男君) ご答弁申し上げます。  ふれあいセンターの使用料でございますけれども、平成7年度、先ほど言われましたような金額が納付されたわけでございますけれども、この件につきましては、実は三村地区公民館でそろばんの教室を長く経営をされていた経過がございます。公民館が廃止されまして、そろばん教室のできる場所がなくなってしまったわけでございます。それらの経過の中、これは三村地区のふれあいセンターになるわけでございますけれども、地区内には多くのそろばんを習っている生徒の皆さん方がいる関係等々もございまして、この使用に当たって、ふれあいセンターをぜひ使用したいということがございました。そろばん教室も一応営利事業でございまして、そういった関係はありましたけれども、一般の料金よりは若干高目でございましたけれども、そういった関係の収入が平成7年度にあったところでございます。平成8年度でございますけれども、そろばん教室の方が、違う場所を1年がかりで見つけられたということで、そろばんでの使用がなくなったわけでございます。  平成8年度の1万6,000円の関係でございますけれども、東建ビジネスさんという方がお使いになられたときの使用料──1日5,000円ですけれども、それが2日分で1万円と、それから、地区内の皆さん方の法事に使われた関係がございまして、それが6,000円、合わせて1万6,000円の収入ということになったわけでございます。  以上のようなことで、昨年度と本年度の違いが発生したところでございます。  以上です。 162 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 163 ◯委員(戸井田和之君) そうしますと、お伺いさせていただきたいんですが、ふれあいセンターの使用料が取られる場合というものはどういうものが挙げられるのか。まあ、産業経済部所管では、その他こういう施設的なものでは勤労福祉施設などで使用料が取られるわけですが、そこら辺のふれあいセンターの使用料の取られ方、また、勤労福祉施設、まあ、勤労青少年センターは教育委員会所管になりますが、そこら辺の違いというものをお教え願いたいと思います。 164 ◯委員長(前島守雅君) 農政課長・大和田君。 165 ◯農政課長(大和田澄男君) ふれあいセンターを設置してございまして、管理使用規定等を設けているわけでございます。利用料金等につきましては、公民館等々で営利事業等々の場合の貸付規定、あるいは使用規定等があるわけですけれども、それに準じたものを作成してございます。基本的には、集落の皆さん方が地域のことでの施設の利用、そういうことの場合は当然無料でございますけれども、施設を個人的に使用する場合等々について使用料を徴収しているところでございます。  以上です。
    166 ◯委員長(前島守雅君) 副参事・坂田君。 167 ◯副参事兼勤労青少年ホーム館長兼勤労者体育センター所長(坂田丈夫君) お答え申し上げます。  ページ数にいたしまして48ページでございますが、勤労福祉施設使用料でございますが、私どもの方の勤労福祉施設の使用料といたしましては、雇用促進事業団から委託を受けております体育センター、並びに昭和56年に建設いたしました勤労青少年ホーム、1館1室でございます。勤労者体育センターにつきましては、すべて有料という形で、条例によって規定されております。なお、ホームにつきましては、おおむね30歳未満の勤労青少年が許可証を持って使用する場合、これについては無料と。それ以外の使用については有料ということで、それぞれ条例によって規定されております。  以上です。 168 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 169 ◯委員(戸井田和之君) まあ、ふれあいセンターに関しましては、使用に関してはほとんどが無料であるというふうに感じておるわけなんですが、このいろいろなセンター、各地区公民館とかコミュニティセンター、これは総括にまたがりますので、ここはこのくらいにしたいと思いますが、私が思っておりますのは、ふれあいセンターの使用料に関しては、ほとんど使用料が取られないと。勤労福祉センターにしては、ほとんどが使用料を取られると。また、各地区公民館とか、類似公民館的なものがございますが、使用料についてはばらつきがあるということがありますので、これは総括の方に残しておきたいと思いますので、このくらいで質問はやめさせていただきたいと思います。  それでは、次に移りたいと思います。80ページなんですが、現段階でいろいろ問題となっております地籍調査の杭の購入に関する問題でありますが、平成8年度の歳入歳出の決算書に初めてこういうふうに弁償金という形で7万6,917円というふうに出ておるわけなんですが、それでは、これらの内容を、なぜこの7万6,917円が平成8年度の歳入歳出決算書に載ってきたのか、また、これはどういうお金で、だれが弁償されておられるのか、もう一つ、このお金はどこに入っておられるのか、お伺いさせていただきたいと思います。 170 ◯委員長(前島守雅君) 副参事・岡田君。 171 ◯副参事地籍担当(岡田 清君) お答え申し上げます。  弁償金7万6,917円でございますが、これはさきの監査の結果及び市の内部調査の結果を真摯に受けとめまして、軽率で安易な行為であったということで深く反省しまして、当時の地籍の担当者の申し出により、平成5年度の過払いの状態になっているという1万3,917円と、それから平成7年度の赤杭販売代金の6万3,000円、合わせて7万6,917円の賠償金でございます。 172 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 173 ◯委員(戸井田和之君) 今、賠償金というふうに……、まあ、間違いかなとは思うんですが。赤杭という話が今出てきたんですが、確認をもう一度させていただきますが、赤杭の何のお金が6万円入っているのか、お伺いさせていただきたいと思います。 174 ◯委員長(前島守雅君) 副参事・岡田君。 175 ◯副参事地籍担当(岡田 清君) お答え申し上げます。  平成7年度分の6万3,000円、赤杭の販売代金ということで弁償しているということでございます。                   〔不規則発言多し〕 176 ◯委員長(前島守雅君) 答弁整理のため、暫時休憩いたします。                 午後 4時18分休憩           ───────────────────────                 午後 4時29分再開 177 ◯委員長(前島守雅君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  副参事・岡田君。 178 ◯副参事地籍担当(岡田 清君) お答え申し上げます。  平成7年度の使途不明金4万9,440円に、上乗せ金というんですか、差金、販売による差金の1万3,560円、合わせまして6万3,000円。それと、平成5年度の、帳簿上、過払いとなっていた1万3,917円。合わせまして7万6,917円を、平成9年の5月30日、8年度の出納整理期間中に納付したものでございます。納付科目としまして、款、項、目、節でいきますと、諸収入、雑入、弁償金、弁償金ということでございます。  以上でございます。 179 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 180 ◯委員(戸井田和之君) 平成5年度の過払い金額。まあ、過払い金額というのは、私、内容的によくわからないんですが、そこら辺、もう一度ご説明願いますが、1万3,917円、これが平成7年度の雑入の弁償金という中に入ってくるのが、私は適正ではないと思いますが、ここら辺に関しましては、収入役の方でよろしいんですかね。お答え願いたいと思います。 181 ◯委員長(前島守雅君) 収入役・大内君。 182 ◯収入役(大内秀男君) 弁償金の問題ですが、この内容は2つございます。  一つは、平成5年度分で業者に支払った額の一部に過払いがあった分です。この過払い分というのは、監査の結果、物品購入して、物品が納品されていなかった、そういうことから過払いとなったと、こういうわけです。ですから、請求金額と出納機関からの支払い額は同額ですので、書類上は誤りはないわけでございます。それで、この過払い分につきましては、1万3,917円なんですが、業者の方では経済部の職員に返したとか、こう言っているんですが、職員はもらっていないとか、はっきりしなかったわけでございます。で、当時の関係した経済部の職員が責任を感じて、弁償したいと、そういう申し出がなされたわけで、執行命令機関の決裁が出たわけでございます。私どもは、それを受けまして、内容を検討いたしましたが、現金の所在がはっきりしない、不明であると。こういうことは、これはもう財務規則にも当然反することになるわけでありますから、地方自治法上の、賠償責任があると判断をいたしまして、歳入で受け入れたものでございます。  それから、もう一つは、平成7年度に市の予算で購入した杭を地権者に売却して、裏金にしてしまったと。で、この合計金額は6万3,000円なんですが、この6万3,000円は、購入した価格が4万9,440円で、上乗せ分が1万3,560円、合計6万3,000円、こういうことでございます。これについては、同じように、当時経済部の関係した職員が責任を感じて、この上乗せ分まで含めてお返しをしたいと、そういう申し出がありまして、執行命令権者の決裁が出たわけです。これを受けまして、出納機関は、裏金にしたんですから、しかも上乗せ分を含めて返還をしたいという職員の気持ちをそのまま受け入れたわけでございます。  で、この杭の売却代の上乗せ分は弁償金じゃないんじゃないかと、こういうようなご意見がございましたが、そういうふうに言われればそうなんですけれども、境界杭というものは物品です。市の財産です。市の財産を地権者に売却して、上乗せ分は、言うならば物品に付随をしております。しかも、市の予算で購入したものですから、公金絡みの取引であると。公金絡みであると。上乗せ分は地権者が負担したものですから、返還することも考えたんですが、今となっては、お返しすることは、まずこれは無理でございます。残金が幾らか残っているんですが、その部分だけお返しするということも筋が通りません。経済部で保管することも、これも適切じゃございません。したがって、杭の売却代の上乗せ分も含めて全額弁償と、こういうことで弁償金で受け入れをいたしたものでございます。  以上です。 183 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 184 ◯委員(戸井田和之君) 平成7年度の不適正の流用金6万3,000円がこの7万6,917円に入っておるということですが、監査委員の報告によりますと、監査の対象として、「私金、赤杭購入等の不適正な事務処理については、地方自治法199条6項の所定の事務に該当しません」ということで、監査の報告がなされております。それによって、赤杭の調査に関しては、監査委員は調べなかったと。それをあえて市の方は、これは雑入の中に入れなくてはならないというふうに、収入役が何か苦しい答弁をしておりますが、私は、これは通らないと思いますが、いかがなものなんでしょうか。助役からご答弁をいただきたいと思います。 185 ◯委員長(前島守雅君) 収入役・大内君。 186 ◯収入役(大内秀男君) ただいまのご質問にお答え申し上げます。  まず公金の概念から申し上げたいと思うんですが、公金についてでございますけれども、公金というのは、地方公共団体がその目的を達成するために用いる金銭──いわゆる歳計現金ですね、地方公共団体に属する現金と、歳入歳出外現金、これは地方公共団体に一時的には属するんですが、最終的には属しない現金と。これを総称して、公金と、こう呼んでおるわけでございます。したがって、ただいまご指摘がございましたが、赤杭の差金というものは、これは私金でございます。これは監査の報告でも、私金という解釈をとっております。したがって、私金は、歳計現金でもないし、歳入歳出外現金でもないわけです。私金を歳入で受け入れることは、これはできます。これは違法ではございません。歳入で受け入れますというと、地方公共団体の所有に属する現金になりますから、公金と、こういうことになるわけでございます。で、この差金につきましては、これは地権者が負担したものでございます。これは先ほど申し上げましたが、これは地権者に──繰り返しになりますが──返還することがよいとは思っても、今となっては、これは経過をたどってみましても、お返しすることはまず無理でございます。それから、経済部で保管することも筋が通らないし、適切ではありません。やむを得ない措置として、杭の売却代6万3,000円、上乗せ分を含めて、全額弁償金として受け入れたものでございます。したがいまして、地方公共団体の所有に属する現金となりますから、公金という解釈になるわけです。  以上です。 187 ◯委員長(前島守雅君) 助役・石川君。 188 ◯助役(石川忠通君) ただいま収入役がお答え申したとおりでございます。 189 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 190 ◯委員(戸井田和之君) そうしますと、お伺いしますが、この弁償金以外に残金というものは残っておるんですか、今。この地籍事務に係る弁償金ということで。どうなんでしょうか。 191 ◯委員長(前島守雅君) 副参事・岡田君。 192 ◯副参事地籍担当(岡田 清君) お答え申し上げます。  平成3年から8年までの赤杭について、あっせん・販売した差金としまして、8年度の末に2万7,516円ありました。それを平成9年の9月12日に決裁をいただきまして、市の方へ納付いたしました。歳入項目としては、9年度の方に出てくるわけですが、諸収入、雑入、雑入、雑入という形で納付いたしました。  以上です。 193 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 194 ◯委員(戸井田和之君) そうしますと、その2万7,516円は9年度に入れたということで、まあ、これは8年度の決算で、委員長にとめられればやめるしかないかと思うんですが、7万6,917円は8年度の決算書に入れたと。それで、残りの2万7,516円は平成9年度の9月12日に入れたと。そこら辺は、なぜそういうものが出てきたんですか。 195 ◯委員長(前島守雅君) 副参事・岡田君。 196 ◯副参事地籍担当(岡田 清君) お答えいたします。  先ほどの弁償金については、公金、いわゆる予算の中から出ていたということで、当時の担当者で弁償をしたということでございます。で、赤杭の差金というのは、そういうことで、その当時、入らないということで、預かってはいたんですが、結果的に9月のときに決裁をいただきまして、雑入という形で入れたということでございます。  以上でございます。 197 ◯委員長(前島守雅君) 収入役・大内君。 198 ◯収入役(大内秀男君) 赤杭の残金の処理でありますが、これまで2万7,516円の差金の残金があったわけです、ただいま副参事の方からお答え申し上げましたが。これはあっせん料と申しますか、差金というか、まあ、単なる上乗せ分でございます。これが裏金として支出されたものなんですが、先ほどもご説明申し上げましたが、これは地権者が負担したものなので、これを歳入に入れるということは本当に心苦しいんですが、これまで総額は35万7,914円あったわけです。それで、現在、2万7,516円の残金があると。まあ、結論的には、やむを得ない措置として市の歳入の雑入で受け入れたと。私金を受け入れますというと、これは公金になります。地方公共団体の所有に属する現金になるんですから、当然これは公金ということの扱いになります。言うならば、歳計現金になると、こういうことでございます。  それから、年度をまたがってしまったんじゃないかと、こういうご指摘でございますが、これは不祥事が発覚をいたしまして、調査に入りました。で、その調査の中で、公費で購入した杭を売却したものがあったわけでありまして、公費分なので、早いうちに早急に返還したいと、そういう申し出があったんで、執行命令機関の決裁が出たわけであります。これを受けて、出納機関も歳入で受け入れたということでございます。それから、この6万3,000円の上乗せ分と、それから赤杭の2万7,516円の残金、この赤杭の残金につきましては、私金ですので、この処置については、いろいろ調べたんですが、そういう検討期間があったわけです。それで、最終判断をいたしまして、平成9年の9月に、歳入、雑入で受け入れたものです。そういうことで年度がまたがってしまったと、こういうことでございます。  以上でございます。 199 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 200 ◯委員(戸井田和之君) それでは、収入役、お伺いしますが、それでは、赤杭を買った地権者、その方から、市にもうけられてしまったと。じゃ、それを返してくれと言われた場合はどういう処置になるんでしょうか。 201 ◯委員長(前島守雅君) 収入役・大内君。 202 ◯収入役(大内秀男君) ただいまのご質問なんですが、これまで経済部に当時関係した職員に尋ねてみたところが、何せ内容等がはっきりしていないということで、これは経理上どうにもならないということで、これはまず返還は無理だという解釈をとっております。  以上です。〔「請求された場合はどうするんだと聞いているんだろう」と呼ぶ者あり〕ただいま、請求された場合どうするんだというようなご指摘ですが、これはですね、返還は無理です。その事情をよく説明する以外にないと、そういう判断をしております。 〔「委員長、これ、質問に立てないんですけどね。片っ方、入れなくちゃならないで、片っ方、今度返せないと言ったら、これはこんな予算なんてなくたって同じでしょうよ」と呼ぶ者あり〕 203 ◯委員長(前島守雅君) 答弁整理のため、暫時休憩いたします。                 午後 4時47分休憩           ───────────────────────                 午後 4時52分再開 204 ◯委員長(前島守雅君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  収入役・大内君。 205 ◯収入役(大内秀男君) ご質問にお答え申し上げます。  年度がまたがっておるんですが、これにつきましては、不祥事が発覚して、すぐ調査に入ったわけです。で、公費で購入した杭、これを売却してしまったんで、公費分なので、早いうちに当時の関係者は返済をしたいと、そういう申し出があって、執行命令機関の決裁が出たわけです。これを受けて、出納機関は歳入で受け入れたということでございます。  それから、もう一つ、赤杭の残金なんですが、この処理につきましては、時間を少しかけ過ぎたと申しますか、検討期間を置いていろいろ検討いたしましたが、最終的に、最終判断をして、雑入で受け入れるという結論を出して、2年度にまたがったと、こういうことでございます。  以上でございます。 206 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 207 ◯委員(戸井田和之君) それでは、収入役は受け入れる立場なんで、収入役にはもうこの場では質問しませんが、総括でしますが、それでは、副参事の方にお伺いしますが、平成5年度の過払い分1万3,917円、それと平成7年度の不適正流用金6万3,000円というものを、3名の方と4名の方で弁済しておられますが、その弁済の理由をお聞かせ願いたいと思います。 208 ◯委員長(前島守雅君) 副参事・岡田君。 209 ◯副参事地籍担当(岡田 清君) お答えいたします。  平成5年度の1万3,917円については、返済理由としまして、内部調査において1万3,917円の過払いが書類上確認された。監査において、同様に1万3,917円の過払いが書類上確認された。書類上確認された金額の所在については、業者のみ、返したと認識しており、当方ではそれが明確でなく、業者の言葉を否定することができないので、3名で返済することで意思を統一したということで、弁済いたしました。  それから、平成7年度の6万3,000円でございますが、黄色い杭で購入し、納品は赤杭300本で受けて販売した。販売代金は、私金、赤杭のあっせん差金と一緒に預かっていまして、当時、担当者に引き継いだと。販売代金は公金であるので、私ども4名で協議の上、返済することがよろしいんではないかと判断して、弁済したということでございます。  以上でございます。 210 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 211 ◯委員(戸井田和之君) 明確でないものに関して、市の職員さんというものは弁償しなくちゃならないんですか。こういう問題を後に残しますと、いろいろ問題が残りますので、それでは、こういう場合じゃなかった部分でも、明確でない部分に関しては、市の職員さん方は弁償しなければならないというふうになるんでしょうか。いかがなものでしょうか。 212 ◯委員長(前島守雅君) 副参事・岡田君。 213 ◯副参事地籍担当(岡田 清君) お答えいたします。  弁償しなきゃならないかというよりは、かかわっていた者が協議して、意思を統一した形で弁済したということでございます。  以上でございます。 214 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 215 ◯委員(戸井田和之君) それでは、何と言うんですか、意思の統一を図って弁償しようと決めたから払ったということですが、私は納得がいきませんので、まあ、これは市の最高責任者である市長にお伺いしたいと思いますので、総括に移したいと思いますが。  それでは、もう1点だけ、この杭のことでお伺いさせていただきたいんですが、188ページに、石杭等ということで109万8,339円というふうに明確に支出されておられる、決算されておられる額が出てきておりますが、これらはどういうものを買って、何本買ってこの値段になって、何本使われて、平成8年度は在庫管理はどのくらいになっているのか、お伺いさせていただきたいと思います。 216 ◯委員長(前島守雅君) 副参事・岡田君。 217 ◯副参事地籍担当(岡田 清君) お答えいたします。  平成8年度におきまして109万8,339円、そのうち、正規の納品されました額というのは31万3,531円で、あと、流用されていたのが78万4,808円でございます。で、納品された品目につきましては、単価契約に基づきまして、びょう類、それからプレート類、それからプラスチック杭等でございます。  以上です。〔不規則発言多し〕失礼しました。平成9年の4月1日現在で残っていたのは、プラスチック杭が、合わせまして5種類ありまして、ちょっと今その台帳を持ち合わせなかったんですが、2,900本だったと思います。合わせてそのくらい残っていたということでございます。  以上です。    〔「委員長ね、正規で買ったものとか、それで見ているわけじゃないでしょうよ」と呼ぶ者あり〕 218 ◯委員長(前島守雅君) 答弁整理のため、暫時休憩いたします。                 午後 5時00分休憩           ───────────────────────                 午後 5時09分再開 219 ◯委員長(前島守雅君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
     副参事・岡田君。 220 ◯副参事地籍担当(岡田 清君) お答え申し上げます。  先ほどの答弁の中で、109万8,339円の内訳というときに正規のとか流用とかと申したもの、これは取り消させていただきたいと思います。  で、改めまして、杭等の納入について、A業者のところから、境界びょうとしまして、これはサイズがいろいろありまして、5×9×40というサイズ、これが8箱ということになります。100個単位という形でやっています。それから、同じく境界びょうで、7×15×50というのが5箱、同じく7×15×75、これが5箱、それから9×21×100というのが2箱、それから9×20×125というのが3箱。それから、境界プレートとしまして、直径25ミリの丸として13。それから、B業者としまして、プラ杭、これは45×45×450というのが850本、それから同じくプラ杭で70×70×450、これが3,500本、同じく70×70×600というのが1,875本。それから、境界びょうとしまして5×9×40が7箱、それから7×15×50が5箱、同じく7×15×75が5箱、それから9×21×100というのが3箱、それから9×20×125で2箱。それから、境界プレートの25丸というのが12箱、それから同じく45丸というのが25箱でございます。それで、現在、8年度の末に残っておりましたのは、杭3種で、プラ杭3種合わせまして2,370本でございます。  以上でございます。〔「ちょっと済みません。金額が、先ほどの箱だけで、全然触れられていないんですよ」「細かいのが幾らじゃなくていいですから、それで全部で幾らになるんですか」と呼ぶ者あり〕はい、失礼しました。A業者の方が4万8,358円、B業者の方が104万9,981円でございます。合わせて109万8,339円ということでございます。  以上でございます。 221 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 222 ◯委員(戸井田和之君) それでは、このほかには買ったことがないという、これらを109万 8,339円の中で買ったということでよろしいんですね。 223 ◯委員長(前島守雅君) 副参事・岡田君。 224 ◯副参事地籍担当(岡田 清君) さようでございます。  以上でございます。 225 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 226 ◯委員(戸井田和之君) それでは、副参事の方からそういうふうに、平成8年度の109万8,339円はそういうものを買ったと認識いたします。  それで、これらの中でもう1点だけ、私はこの決算書に載っておるものでちょっと納得がいかないというか、ちょっと問題があるんではないかと思う部分が、最初申し上げました80ページの、地籍調査事務に係る弁償金と。地籍調査の事務に弁償金があるのか、私はちょっとそこら辺がおかしいのではないかなと思いますので、地籍の調査事務で何かおかしなところがあったんで弁償するのか、明確でありませんので、これらの文言について、はっきりとした見解を示していただきたいと思います。 227 ◯委員長(前島守雅君) 収入役・大内君。 228 ◯収入役(大内秀男君) ご質問にお答えいたします。  この弁償金の備考欄の説明の欄なんですが、地籍調査事務に係る弁償金。地籍調査事務にかかわって生じた一連の弁償金と、そういうことでご理解をいただきたいと思います。 229 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 230 ◯委員(戸井田和之君) 収入役がそうおっしゃいますので、そういうことで結構ですが。これは総括に残したいと思いますので、ここら辺にしたいと思います。  それでは、次に移りたいと思います。182ページ、営農研修センター負担金2,000万ということで、これは内容についてはもう、毎年2,000万の負担金ということで、他市町村と広域的に、今で言うグリーンパレスですか、営農研修センターの負担金ということになっておりますが、これらの営農研修センターを運営していくに当たって毎年毎年2,000万かかるわけですが、この営農研修センターの考え方はどういうふうにとらえて毎年2,000万円ずつ負担金を出されておるのか。このままずっとやられていくのか、また、違う体制でとられていくのか。ここら辺に関して、負担金の内訳及び考え方をお示し願いたいと思います。 231 ◯委員長(前島守雅君) 農政課長・大和田君。 232 ◯農政課長(大和田澄男君) 営農センターの負担につきましては、関係市町村で4,000万円ほど負担をしてきているところでございまして、石岡市は、施設割といいますか、石岡にその施設があるということで、施設割として半額の2,000万円の負担をしてきているところでございます。この施設につきましては、昭和40年代に農業機械利用センターというようなことで始まりまして、その後、営農研修センター、グリーンパレスというようなことで、今日まで運営をしてきているところでございます。今日的な利用の中で、2万2,000人を超える方々がこの施設を利用しているわけでございます。石岡市、農業ばかりではないわけでございますけれども、いずれ2万2,000人の方々が利用されている現況、あるいは宿泊施設等々の兼ね合いの中で、この施設は必要なものだろうというふうに受けとめているところでございまして、石岡市としましては、今後とも引き続き営農研修センターが活用できるように他の団体にも働きかけをしてまいりたいというふうに思っているところでございます。  以上です。 233 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 234 ◯委員(戸井田和之君) 内容的に、4,000万の中で石岡市が半分、2,000万負担しているということは、私も重々承知しておるわけなんですが、他の隣接の市町村からは、営農センターへの負担金に対して、実際自分のところで使っている利用率が余りないということで、石岡市さんにお任せできればなんていう話も出てきておるようですが、実際、この4,000万かかる中で石岡市が2,000万負担するだけでも大変な負担の分担になっているのではないかというふうに私は考えますが、その中で営農研修センターがどのように変わっていくかということが今一番求められているのではないかなと思いますので、まあ、必要性があるのは私もわかります。ですから、これから先どういうふうな考えを持っていかれるのか、お伺いしておきたいと思います。 235 ◯委員長(前島守雅君) 農政課長・大和田君。 236 ◯農政課長(大和田澄男君) ご答弁申し上げます。  営農研修センターですけれども、40年代に発足の経過、先ほど申し上げましたようなことで、その扱い団体、窓口になるところが、私ども農政課ということになってきているわけでございます。今考えてみますと、農業団体の研修、あそこを使っている割合として一番多いのかなというふうに受けとめていますけれども、宿泊施設、研修施設ということで、農業以外の利用もたくさんあるわけでございまして、そういった意味では、石岡市にある──石岡地方にあるといいますか、地域にあるセンターということで、市の内部でも今後の方向について検討させていただきますし、地域のほかの関係団体にもそういったことについては検討させていただきたいというふうに思います。  以上です。 237 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 238 ◯委員(戸井田和之君) 課長の答弁はわかりました。まあ、石岡の中にある、公的な中での唯一大きな宿泊施設ではないかなというふうにとらえておるわけなんですが、いろいろ、またこれは総括みたいな話になりますが、石岡市の中で宿泊施設が求められておると。ただ、やはり宿泊施設をつくるに当たっては、それなりの維持管理費がかかります。そういう部分で、今あるものをいかにして有効利用して、なおかつ、また、つくる段階には、農政課ばかりではありませんが、風土記の丘とか周辺の整備とかいろいろございましょうと思いますが、その中で宿泊施設を考えたときに、営農研修センターが一つの位置づけになるのではないかなというふうに考えておりますので、前向きに検討いただいて、よりよい宿泊施設、また、有効利用を図っていただきたいと、そう思います。  次に移りたいと思います。192ページなんですが、もうたびたび予算委員会、決算委員会等で私も何度か質問させていただいております、農協営農活動活性化事業補助金ですか、1,000万円ということでされておるわけですが、実際、これらの内容について私がいろいろお聞きしますと、石岡市の方では補助金額が足りないのではないかという意見と、もう一方に、1,000万円は何に使われているんだという意見が、両方に割られます。その中で、農協担当者、また、農業に携わっている方には、もっと石岡市の補助をつけてほしいと。また、一方には、この1,000万が予算のつけられ方が明確でないと。そういう意見がありますが、そういうものを踏まえて、この1,000万円の補助金の内容、及び効果等がありましたら、お答え願いたいと思います。 239 ◯委員長(前島守雅君) 農政課長・大和田君。 240 ◯農政課長(大和田澄男君) ご答弁申し上げます。  農協営農活動活性化事業補助金1,000万円ですけれども、これにつきましては、ひたち野農協に対します営業活動の助成金ということで支出をしてきているところでございます。農業情勢、大変厳しいものがあるわけでございます。担い手不足、あるいは高齢化の進行等々もありますし、お米等々につきましても、新食糧法のもとで、市場原理の導入等々、厳しい状況があるわけでございます。これらの中で、地域の農業の活性化を図るために、営農活動が大変必要になっているわけでございます。ご案内のように、ひたち野農協でございますけれども、ハウス部会、蔬菜部会等々の部会が14部会組織されて、部会員数でいきますと626名、さらには青年部、婦人部等々の方々を含めますと1,410名の営農集団が組織化されているわけでございます。この営農組織集団の組織強化のため、あるいは個々の農家の営農活動のために、この1,000万円が使われてきているわけでございます。  具体的に申し上げますと、14部会あるわけでございますけれども、その方々の課題別の研修会等が開催されておりまして、それらに対して1,076万円の事業、あるいは青年部、婦人部等の4部会の組織強化のために850万円使われてございまして、合わせますと、これらの営農集団組織強化事業としまして、1,926万円の事業が展開されているわけでございます。さらに、営農指導体制の整備強化事業ということで、営農指導事業の強化を図るためのトータルマネージャーの育成、あるいは専門技術指導担当者の育成、あるいは新たな指導者の育成等々の事業活動ということで、97万3,000円が使われているところでございます。さらに、生産部会、専門部会のリーダーの方々の育成といたしまして、養豚部会ですとか酪農部会、蔬菜部会のリーダーの方々の研修が開催されてございまして、これらに98万円が使われております。さらに、現在、石岡に認定農業者30人の方々いるわけでありますけれども、こういった認定農業者の育成強化事業、あるいは低コスト生産対策事業、それから作物別銘柄化事業等々、銘柄化の関係につきましては、石岡の場合、ナシ、あるいは小菊が該当するわけでありますけれども、こういった事業の強化のために実施をしてございまして、合わせまして2,121万3,000円が使われているようでございまして、それらのうちの1,000万円の助成をしてきているところでございます。  それらの効果でございますけれども、ご案内のように、営農活動の強化を図る中で、平成8年度には、小菊が県の銘柄化をいただいたというようなことで、作物別にはかなり進行している状況があるところでございます。  以上です。 241 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 242 ◯委員(戸井田和之君) 内容的に、いろいろな分野で農協さんがやられておる事業に対しての補助ということだと思いますので、よりよい、末端と申しますか、農協の組合員さんばかりでなく、農業に携わる方々、いろいろな分野からいらっしゃると思いますので、それらの補助の対象にもなるようにやっていただきたいと思いますので、これについては結構でございます。  それと、同じページになりますが、192ページと194ページにまたがりますが、ふれあいセンターの維持管理費と農産物直売センターの維持管理経費の中での、予算のときにもちょっと触れておったわけなんですが、借地料がございます。石岡市が借りている場所はここばかりではございませんが、まあ何とか、本来であれば建てるときにお譲りいただけるところに建物を建てるのが本当ではないかなというふうに私は常々考えておりまして、予算や決算委員会で何度か質問させていただいておりますが、そんなような質問に対して、もしも借地しているものであればこれからは買う方向で進めていきたいというふうに何度かご答弁いただいておりますので、このふれあいセンター、産直センターの──まあ一つに挙げて大変申し上げたいんですが、こういうところへの用地買収交渉などに入られたのか。入っておるようでしたらば、どういう経過になっておるのか、お伺いさせていただきたいと思います。 243 ◯委員長(前島守雅君) 農政課長・大和田君。 244 ◯農政課長(大和田澄男君) ご答弁申し上げます。  ふれあいセンター、あるいは産直センター、いずれも借地をしているわけでございます。予算委員会等でそれらの考え方、私の方の答弁として、内部で協議をする中で、買う方向で検討したいということでご答弁を申し上げた経過があるわけでございます。考え方は全くそのとおりでございまして、建物の建っている施設については少なくても買わなければならないという考え方で今もおります。ただ、それ以降、今日までの中で、地主さんと売買についての協議はしてございません。  以上です。 245 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 246 ◯委員(戸井田和之君) まあ、交渉していないということであれなんですが、実際、今日、建設所管と経済部所管ということで、建設の方でも用地購入、道路に係る部分などで用地買収をすることが多いかと思います。また、私も市民の方から、市の方から用地買収に応じてもらえないかということを言われて、実際は、あそこのだれだれさんの家は土地を貸していて、もう20年も30年も毎年毎年、少ない金額のところは5万とか10万とかですが、多い金額のところでは何百万というお金が入ってくると。そういうことで、だったらばうちもそういうふうに借地にしてもらえないかというような意見が用地交渉の中で随分問題になってくる部分だと思いますので、できれば、これから、借地しているわけですから、じゃ、そこをまた壊して、ほかに売ってもらえるところに移すといっても、なかなか難しい部分があると思いますので、全体を考えた中で、本当に建設、経済ばかりじゃなくて、用地交渉は大分難しい部分があると思います。そういうものを考えた上で、何とか借地の方は買うという方向性に向かっていかないと、経済部では、じゃ、借りようと。建設の方じゃ、用地を買おうと。それではなかなか市民の方の同意が得られないという部分が多いと思いますので、そこら辺はきちんと方向性を持ってやっていただきたいと、そう思います。  それから、次に移りたいと思います。198ページ、商工会議所の補助金なんですが、これが平成7年度から平成8年度で初めて、平成7年度が700万円、平成8年度が1,000万円というふうに、300万円補助金が上がりました。これらによって、商工会議所の方でもいろいろな事業等が行われておると思うんですが、この300万の差によって商工会議所ではどういう事業が運営なされたのか、また、どういう効果があったのか、お伺いさせていただきたいと思います。 247 ◯委員長(前島守雅君) 商工観光課長・上田君。 248 ◯商工観光課長(上田 実君) お答え申し上げます。  この商工会議所補助金1,000万円につきましては、商工会議所が行う事業活動に対して補助を行って、市と商工会議所が一体となった形で、きめ細かな指導体制を図りながら推進していくというようなことで助成をしているわけでございます。平成7年度まで700万円、8年度から1,000万円ということでございますが、実は平成8年度の予算編成時期におきまして、商工会議所の事業といたしましては、地域商工業の振興に関する事業をはじめといたしまして、広く市民一般の福祉の増進に資するための各種事業を実施しているというようなことで、これは委員についても既にご承知のとおりでございます。また、商工会議所にも、新たな事業に取り組みたいというようなお話がございまして、地域の活性化、地域の振興に対して積極的にこれからも取り組んでいきたいというようなことで、まず一つとして挙げられてきましたのが、石岡商工会議所後継者育成事業、それから石岡商工会議所自主事業、それから生涯学習振興事業というようなものが平成8年度から新たに取り組まれた事業でございます。ただ、一般会計の助成でございますので、それ以外にもそういった補助金については執行されているものと思います。  以上でございます。 249 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 250 ◯委員(戸井田和之君) 300万上がって、効果といっても、なかなか難しい部分があるかと思うんですが、ほかでは補助金に対して上がらない部分もございます。商工会議所に関しましては、平成8年度から300万という補助金のアップを図って、商工業の振興に努める体制がとられたわけなんで、これらが十分使われるように切に要望したいと思います。  まあ、これらに付随しまして、先ほども農協の補助金とか、今申し上げました商工会議所の補助金がありますが、これらにまた観光協会の補助金などが、多く挙げられる部分ではないかなというふうに感じるんですが、観光行政面、力を入れておるようにも見えますし、ちょっと少ないのかなと。他市を比べれば切りがないんですが、他市の状況などでは2,000万とか3,000万は当たり前という部分もありますし、多いところではいろいろな、日本各地で有名なお祭りのあるところなんかでは、1億円、観光協会に組むところもございます。その中で、石岡では720万と、少ないとは私は申し上げませんが、これらの中でやられておるんではないかなと思いますが、観光協会に対しての補助金が720万と、今年度も据え置きになっておりますが、決算上考えて、これらが妥当なのかどうか、お伺いさせていただきたいと思います。 251 ◯委員長(前島守雅君) 商工観光課長・上田君。 252 ◯商工観光課長(上田 実君) お答え申し上げます。  市の観光協会への補助金でございますが、これにつきましては平成元年度まで市の補助金といたしましては350万円ということでございましたが、平成2年に、当初650万円という予算をお願いしたわけでございます。その300万円の増額につきましては、平成2年度から平成4年度まで実施いたしましたキャンペーンレディの費用というようなことで増額が認められたというような話を聞いております。また、補正でとりました115万円に至りましては、天皇陛下のご即位の奉祝中央パレード参加費用というようなことで、平成2年度の市の補助額については765万円というふうに記憶しております。それから、平成4年度までキャンペーンレディを実施いたしましたけれども、平成5年度からキャンペーンレディは実施しておりません。予算的にも、平成2年度にキャンペーンレディ用という300万円の増額があったわけですが、これらについての減額はされませんで、そのまま720万円という形で流れてきているわけでございます。そういった中で、さらに石岡市をPRするためにどのような使途がいいのかというようなことで、それらの減額されない部分についての有効的な執行ということで皆さんとご協議をしながら、積極的なPRに努めているということでございます。 253 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 254 ◯委員(戸井田和之君) わかりました。観光面についても、観光協会を通してきちんと進めていただきたいと、そう考えております。それと、もう一つ、つけ加えたいのが、観光協会の事務局が当市の職員さんがほとんどが携わっているように感じております。そういう部分に関しても、市の方もバックアップ体制をとっておるのかなというふうにも感じるんですが、観光協会の事務局に関しても、それを本当は賃金にすればもう大変な額になっておるんではないかなと思いますので、観光担当の方には頭が下がる思いがしておりますので、頑張っていただきたいと考えております。  それで、200ページになりますが、御堂筋の出場参加パレード費ということで470万円支出されておるわけですが、これはいろいろ、当時、予算のときいろいろ問題がありましたが、参加費用補助金ということで150万が来ておるわけですね。それで、市の方が、470万から150万引けば、320万支出しておると思うんですが、これらが一つの慣例になりまして、ほかにも参加してみたいんだというような意見が随分出てくるわけなんですが、市が支出する基準というものはどういうものでされておるのか、また、この470万というものはどこの団体にどういうように支出されて御堂筋のパレードに参加されたのか、お伺いさせていただきたいと思います。 255 ◯委員長(前島守雅君) 本日の会議時間をあらかじめ延長いたします。  商工観光課長・上田君。 256 ◯商工観光課長(上田 実君) お答え申し上げます。  御堂筋パレードでございますが、御堂筋パレードの依頼につきましては、大阪にございます財団法人大阪21世紀協会と県の大阪事務所を通じて、茨城県の観光物産課、それから石岡市の方にの出演参加要請が来たわけでございます。それらの内容を検討いたしまして、市としても対応できるのかどうかというようなことで、最終的には市長の判断でございましたが、参加してよろしいというようなことで、9月に補正予算をお願いしたわけでございます。それから、補助金につきましては、参加補助というようなことで21世紀協会の方から150万円の補助が出るということで、あと不足分についてはどの程度かなというようなことで、実際に県の指定を受けて活動しております石岡囃子連合保存会の方にお願いをいたしまして、どの程度の費用がかかるのかと。話の中で、ささらと、それから土橋の獅子と、山車囃子ですか、その3つを出してほしいというようなことでございましたので、石岡市囃子連合保存会の方を通じまして……。連合保存会にはもちろん土橋の獅子も入っておりますし、山車囃子も入っております。入っていないのは、富田町のささらだけというようなことでございますので、連合保存会の方を中心にしていただいて、参加できるかというようなことで検討をしていただいたわけです。金額的にも、どの程度かかるのか試算してほしいというようなことで、運送からすべて見ていただきました。そういった中で、この程度の費用でできるのではないかなということで予算措置をお願いしたわけでございます。ただ、こういったものに対して、市がどういう内容のものに対して支出するのかということであれば、公的な機関等からの正規な要請があった場合について、私は、もしそれが石岡市をPRする、あるいは観光の振興につながっていくということであれば、そういった形で予算を措置しながら実施してもいいんじゃないのかなというふうに思っております。 257 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 258 ◯委員(戸井田和之君) 私も、課長がおっしゃられるとおり、支出してもいいのではないかなというふうに感じるわけなんですが、ただ、やはり石岡市の5万3,000余の市民の中には、市がこういうものに支出するのはけしからんというような方もいらっしゃいますので、今度、後でこういうようなパレードとかお祭りに出る場合には最善の注意を払っていただいた方がよろしいのではないかなというふうに感じておりますので、要望にとどめたいと思います。  それでは、次に204ページ、道路管理事務費の中なんですが、道路台帳の補正委託料ということで1,236万円と。前年度は道路台帳整備事業委託料ということで1,184万5,000円ということで組まれておって、平成9年度ではまた補正ということで1,000万余の予算が組まれておるようですが、これはまあ、中身はわかります、台帳の補正ということなんで。何年度ぐらいまでにこの補正をつくっていくのか。平成8年度から、補正ということで名前が変わってきておるわけですが、この補正は何年度まで続くのか、お教え願いたいと思います。 259 ◯委員長(前島守雅君) 副参事・本田君。 260 ◯副参事道路管理担当(本田久男君) お答えをいたします。  道路台帳の整備につきましては、例えば前年度に道路改良工事、あるいは側溝整備工事、舗装新設工事、そういった工事を行いました場合に、次の年度にその延長距離に対して工事をやった部分、要するに前の台帳と変わった部分を修正しているわけでございます。ですから、今言えることは、今後も、工事が続く限り道路台帳補正は続くものと考えております。  以上です。 261 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 262 ◯委員(戸井田和之君) そうしますと、私、ちょっとこれが勉強不足で大変申しわけないからお伺いするんですが、1,000万以上のお金が毎年続くということではないですよね。まあ、少なくなるということなんでしょうが、そこら辺、ちょっとお答え願いたいと思います。 263 ◯委員長(前島守雅君) 副参事・本田君。 264 ◯副参事道路管理担当(本田久男君) お答えいたします。  道路延長によりまして毎年変わってきますので、前年の工事の量によりましては1,000万円以下になる部分ももちろんあるかと思いますが、道路の工事の延長によりましてはもっとふえる場合もあるかと思います。 265 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 266 ◯委員(戸井田和之君) 道路台帳にこれだけお金がかかるということなんで、まあ、いたし方ない部分なのかなというふうには感じるんですが、できれば少なくなった方がいいと思いますので、お願いしたいと思います。  それでは、次に移りたいと思うんですが、206ページ。もう時間もあれですので、あと3点ぐらいだと思うんですが、道路等補修工事ということで4,100万円ちょっとですか。それと、補修用材2,000万というふうに、平成8年度に当たってはピタッとした金額が出てきたわけなんですが、これは普通、はすっぱといいますか、そういうものが出てくるかと思うんですが、初めて2,000万円ぴったり出てきたんですが、これらの要因は何なんでしょうか。 267 ◯委員長(前島守雅君) 副参事・吉田君。 268 ◯副参事補修担当(吉田和男君) お答えいたします。  原材料費で2,000万円ということですが、これは常温合材とか砕石、もろもろ買いまして、消費税の関係でちょうど2,000万円ということになったわけです。  以上です。 269 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 270 ◯委員(戸井田和之君) わかりました。補修用材なんで、消費税の関係でぴったりと。まあ、普通、何か端数が出るような気がしたんですが。結構でございます。  210ページに移りたいと思いますが、橋梁維持費が、工事請負費378万3,000円、それと負担金及び補助金ですか、3,511万9,000円というふうに当初予算が組まれておったわけですが、これが全額繰越明許になっておられますが、これらの要因は何だったのか、お伺いさせていただきたいと思います。 271 ◯委員長(前島守雅君) 都市計画課長・内田君。 272 ◯都市計画課長(内田新市君) お答え申し上げます。  ただいまの繰り越しの経緯でございますが、まず、この内容でございますが、石岡駅構内の跨線人道補修事業と申しまして、跨線橋の改修工事ということで実施するものでございます。この繰越金の理由でございますが、常磐線の関係ということがございまして、鉄道施設としての架線防護、あるいは検電設置工という一つ特殊な事業ということもありまして、JRとの協議の中で進めておるものでございます。それらの中で、平成9年度、現在も事業に入るところでございますが、そのときの理由といたしましては、JRさんの方で実施する事業が、大きい事業に携わるという状況がございました。これらにつきましては、内容としましては、常磐線の関係で磯原駅の橋上化、あるいは牛久新設駅等の大きな工事を抱えているというような状況がございまして、JRさんの方の関係もありました中で、やむを得ない繰り越しということになったものでございます。  以上です。 273 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 274 ◯委員(戸井田和之君) まあ、JR関係のいろいろなものでおくれたということなんですが、当初予算で組んでおったわけですが、全額繰越明許というのはいかがなものかなというふうな気が私はしますので、予算執行上、いたし方ない部分もあるのかなとは思いますが、こういうことがないように単年度ごとで事業を進めるのが本来であると思いますので、要望にとどめたいと思います。  それと、次のページの212ページになるんですが、国道6号バイパス建設促進事業ということで、この中に国道6号バイパス建設促進期成会負担金というのがありまして、平成7年度までは同盟会というものが存在しておったように感じておるわけなんですが、この促進期成会の負担金の70万5,000円はわかります、中身はもう。事務に関する説明書にも書いてありますので。総会の準備とか陳情というふうにありますが、それでは、実際、6号バイパスの建設が今どのようになっているのか、わからない部分があるんですよね。この期成同盟会の負担金は出されておりますが、どういうように進んでおられるのか、また、この促進期成会がどういう活動を行って6号バイパスの早期実現に向けておられるのか、お答え願いたいと思います。 275 ◯委員長(前島守雅君) 副参事・小沼君。 276 ◯副参事特別道路対策担当(小沼茂夫君) お答えいたします。  国道6号バイパスの現状でございますけれども、昨年の説明会以来、県の都市計画審議会とかを経まして、今年の3月3日に都市計画決定されたわけでございますけれども、その後ですけれども、国の方においては、この後、今度事業化する作業というか、それがあるわけでございますけれども、それに関する、現在調査をしているんだと。そういうことで、現在は事業化に向けての調査をしている段階だということでございます。  それから、期成会の事業と申しますか、これから12月もやはり平成10年の予算化に向けての陳情も計画しているわけでございますけれども、いずれにしても早期に事業化されまして、早期に完成することを目指しまして、期成会を組織していますし、運営しているというところでございます。ですから、今の段階では陳情が主になっております。  以上でございます。 277 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。
    278 ◯委員(戸井田和之君) 期成会の中身で、石岡、千代田、玉里、美野里と、構成団体の首長ほか20名ということで組まれておるようですが、この事務に関する説明書の中では、陳情が、7月31日に行かれておるようですが、「建設省ほか」というふうに書いてありますが、建設省ほかというのは、どこら辺まで行って陳情されておるのか。また、建設省に行った、その陳情の結果、どういうような……。今、事業化に向けての調査をしているというようなお答えでしたが、じゃ、その調査はいつ終わるのか。また、この陳情は毎年毎年行ったり、総会をされておられるようですが、その陳情の結果というのは、まあ、なかなか出にくいものだと思いますが、どういう感触を受けてこの総会などでは会議が開かれているのか、お伺いさせていただきたいと思います。 279 ◯委員長(前島守雅君) 副参事・小沼君。 280 ◯副参事特別道路対策担当(小沼茂夫君) お答えいたします。  建設省ほかということでございますけれども、この辺を担当いたします。あと、関東地方建設局、それから大蔵省でございます。  あと、事業化に向けての、国の方はその調査をしているんだけれども、どういう状況なんだということでございますけれども、私が聞いている範囲では、既にそういったことで事業化に向けての、例えば費用効果等、そういうのも調査もでき上がって、もう上の方には上げているんだと、そういったところまでの情報は得ております。  以上でございます。 281 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 282 ◯委員(戸井田和之君) まあ、上の方に上げているという情報なんで、私は早く6号バイパスの早期実現ということを願っている一人なんですが、何か問題等が起きないとなかなかこういうのは進んでいかないような気もしておりますが、これ、6号バイパス、70万5,000円ということで、4市町村で組んでおられるので全部では年間200万ぐらいになるかなというふうに考えておるんですが、実際、そうすると、70万5,000円を期成会に負担するというのは、算出基礎というのはどういうふうになっておるのか。ちょっと前にもこれ、やったと思うんですが、もう一度詳しくお聞かせ願いたいと思います。 283 ◯委員長(前島守雅君) 副参事・小沼君。 284 ◯副参事特別道路対策担当(小沼茂夫君) お答えいたします。  委員さんのお考えと同じなんですが、負担金は総額200万円でございます。そのうち、負担内訳でございますけれども、この200万円のうち、均等割で50%、100万円ですね。それから、人口割で30%、60万円、それから延長割で20%、40万円、そういう内訳になってございます。それで、石岡の場合は、人口割で28万5,000円、それから延長割でもって17万円、そして均等割25万円、それで合わせて70万5,000円ということでございます。 285 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 286 ◯委員(戸井田和之君) そうしますと、事業の報告の決算と予算というふうに総会で決められておりますが、これらの内訳に関しましてはおわかりになりますでしょうか。 287 ◯委員長(前島守雅君) 副参事・小沼君。 288 ◯副参事特別道路対策担当(小沼茂夫君) お答えいたします。  昨年ですと、総会におきまして、もちろん事業報告をしているわけでございますけれども、平成8年の7月3日に促進協議、それから7月31日に陳情、それから8月31日路線発表に伴います、それから9月の議会への説明、それから地元説明会、そして12月の陳情、そして公告・縦覧、それから都市計画審議会、都市計画決定といったようなことの報告をしております。〔「期成会が報告しないでしょう」と呼ぶ者あり〕  それから、収入支出の決算でございますけれども、242万8,922円という収入がございますけれども、会議費に70万円、それから事業費に156万円、事務費に16万円、予備費に9,000円といったような内容でございます。  そういうことでございます。 289 ◯委員長(前島守雅君) 戸井田委員。 290 ◯委員(戸井田和之君) まあ、事業費に150万というようなのはわかるんですが、会議費に70万かかるのかどうかはわかりませんので、会議をしている暇がありましたら陳情に行った方がいいんではないかと考えておりますので、6号バイパス早期実現のためにやっていただきたいと、そう願いまして、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 291 ◯委員長(前島守雅君) ほかに質疑はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 292 ◯委員長(前島守雅君) ないようですので、以上で、本日はこれをもって散会いたします。  次会は、明11月18日午前10時から、総務・文教所管の審査を11月14日に引き続き行います。  長時間ご審議ご苦労さまでした。                 午後 6時00分散会 Copyright (c) ISHIOKA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...